2007年08月08日

浅間山を醸す!その2

群馬に行ってみたりする。

思わず「うまっ!」と呟いてしまった群馬のお酒「浅間山」
その美味しさの秘密を探るべく、


 群馬県吾妻郡の蔵元に来ましたっ!


まず最初に


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


浅間酒造観光センター併設蔵を櫻井さんに案内してもらった


浅間酒造観光センター 浅間酒造観光センター



櫻井さん

「次は浅間山を造ってる蔵に行きましょうか」

浅間酒造観光センター併設第二蔵は主に地元酒「秘幻」を造り、櫻井さんが立ち上げた新銘柄「浅間山」は車で5分程離れた本社蔵で造られる。
もともとは本社蔵だけだったが、数年前に第二蔵を増設したそうだ。
櫻井さんの車に乗せてもらい本社蔵に向かう。


蔵内に入ると


減圧蒸留機 減圧蒸留機


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


ななななんだ?なんだ?
焼酎の蒸留機?

実は、浅間酒造の米焼酎「ぎん」等もココで造られるそうだ。
日本酒蔵では見かけない光景にちょっとワクワク。


「それからワインもココで造ってるんですよ」
「ワインと日本酒を同じ場所で造っても問題無いんですか?」
「一応タンク同士は距離置いてるので、今のところ問題無いですね」



第二蔵同様、気圧の問題で釜が特殊。
こっちのは釜全体に圧力をかけるタイプらしい。
圧力鍋の原理ですな。

釜 特殊な釜



麹室で櫻井さん、丁寧に麹造りのお話をしてくださる。
麹米を乾かす時に溝を入れて表面積を多くするだとか、空気と水と黄麹菌の複雑な関係だとか。

麹室 麹室



酒母(もと)を造る小さいタンク。
酒母造りについては、、、
松の寿若葉さんの「蔵元若葉印 酒造りの工程」を参照ください(笑
若葉さーん、またまたヨロシクっ(^o^)/

酒母タンク 酒母タンク



「あぁ、やっぱりこのタンク群を見ると落ち着きますね」

と言うと

「みなさんそう言います。アッチ(第二蔵)が特殊ですからね」

タンク タンク



階段上がってタンクの上部を案内くださる。
櫻井さんが後ろ向いてる間に、エィっ、パチリっ

タンク上部と櫻井さん タンク上部と櫻井さん



おなじみヤブタ。
間の仕切り板1枚の値段聞いてビビる。

ヤブタ式圧搾機 ヤブタ式圧搾機



櫻井さんが修行先「出羽桜」から戻ってきて、真っ先に取り組んだのが貯蔵庫造り。

「酒は生モノ。肉や魚同様、腐った酒、つまり老ねた酒を売ってはならないので貯蔵が大切なんです」

櫻井さん、とある部屋の前でそんな話をされ、

「もともと違う用途の部屋を貯蔵庫に改造したんですよ」

と扉を開けると


貯蔵庫 貯蔵庫


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


ス、スゴいです。
貯蔵庫の中は常にマイナス5度。
足元には氷が張ってます。
サ、サムいです。



ところで・・・
浅間酒造では、3酒類の仕込水を使い分けるそうだ。
それぞれの水源地から4tタンクローリーに詰めて持ってくる。
会長(祖父)お気に入りの水源、社長(父)お気に入りの水源があるとか。
蔵をひととおり案内してもらった後、

「水源地に行ってみます?」

と、櫻井さんの車でバウーっと山奥へ向かう。


水源と黒いパイプ 水源と黒いパイプ


「元栓開けてきますね」

櫻井さんが山奥に消えていく。


黒いパイプ口(流水前) 黒いパイプ口(流水前)


しばらく経つと、突然黒いパイプの先から水がズボボボボボーっ!


黒いパイプ口(流水中) 黒いパイプ口(流水中)


わはははっ、手にすくえる水量じゃないス(笑 ←水圧で川に流されます


元栓閉めてチョロチョロになったところを手にすくって一口。
まさに昨晩呑んだ「秘幻」の味!



観光センター第二蔵に戻ると、

「たぶん今後もう呑めない普通酒、試飲してみます?」

と蛇の目を差し出してくれた。
一口クイッ。


 ふつう…しゅ???


ハチミツを溶かした水のような甘味。
実は1タンクだけアミノ酸が異常値になってしまい製造を中止したが、その後も発酵が進み偶然できてしまったとか。

「まるで貴醸酒ですね、コレ」
「でしょ?でも記録取ってないので二度と造れないんですよ」

うーん、残念。
でも呑めてラッキー。



櫻井さん、お忙しい中ありがとうございました!
昨日の「結人」柳澤さんとはタイプが違えどお2人とも苦労なさっており、それがバネになって美味しい酒造りに活かされてるんだなぁと感心しました。


 これからも「浅間山」楽しみにしてますっ!


草津節 前夜に呑んだ「秘幻 草津節」純米


浅間山 帰ってきて呑んだ「浅間山 しゃくなげ酵母」純米吟醸
posted by つかさ at 23:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

浅間山を醸す!その1

群馬に行ってみたりする。

昨日結人」蔵元に伺った後、草津方面に移動し温泉宿で一泊した。


露天風呂 露天風呂


半混浴の露天風呂は貸切状態。
そりゃもう延々浸かって体内の毒を抜こうと思ったら体内の酒が抜ける。

朝食に納豆が出たが、事情を話して手を付けずごちそうさま(笑



さてさて、本日も蔵元さんに伺う予定。
以前ソレを呑んだ翌日、蔵元さんにバッタリお逢いした運命のお酒「浅間山」


その美味しさの秘密を探るべく、


 群馬県吾妻郡の蔵元に来ましたっ!


「その蔵元は大きな観光センターも経営してるよ」と聞いてはいたものの、実際に行ってみてビッッックリっ!


浅間酒造観光センター 浅間酒造観光センター


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


想像を遙かに超えてます。
高速道路のサービスエリア丸ごと、いや、3階建の施設はそれ以上の規模。
大きな和食処も隣接してます。
わはははっ、広大な駐車場にはなんとガソリンスタンドも。
何台もの観光バスから観光客がわらわらわらわら降りてくる。


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


ハっと我に返り蔵元櫻井さんを呼び、売店を横切って事務所に通してもらう。
山形「出羽桜」で3年間修行し、数年前に自蔵に帰ってきた櫻井さん

「酒造蔵が2つあって、大きい方だけ見て帰られるとイメージと違うと思うんですよ。なので両方見てってくださいね。」

「は、はい…」

まずは観光センターと併設されてる大きい酒造蔵を案内してもらう。



洗米・浸漬機 洗米・浸漬機 洗米・浸漬機


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


いきなりフルオートメーション。
オートメーション化のメリット・デメリットや、職人技術との融合などについて詳しく教えてもらう。
フルオートで大量に仕込むとどうしてもムラが出てしまうので、少量仕込みで質を優先させているとのコト。



釜 特殊な釜

面白い釜ですが、実はこの場所かなりの標高に位置しているため、気圧の関係で沸点が低い。
なので特殊な方法で米を蒸さなければならず、釜も特殊な形になるそう。
これは水の代わりに高圧水蒸気で蒸す、だったかな(^^ゞ

なんたって、ちょっと先はこんな場所ですから。

  ↓

野反湖 野反湖



こちらの麹室はただいまホルマリン清浄中。
中には入れません。
朝食に納豆が出てきてたのバレたか? ←もちろん食べてないよ

麹室 麹室



酒母(もと)を造る小さいタンク。
酒母造りについては、、、いいサイトがあるじゃないか!
松の寿若葉さんの「蔵元若葉印 酒造りの工程」を参照ください(笑
若葉さーん、ヨロシクっ(^o^)/


酒母タンク 酒母タンク


先にも書いたとおり少量仕込みのため、タンク内の温度センサーまで中身が届かない事もあるとか。
結局のところ職人の技術が要という事でしょうね。



タンク上部への移動は階段ではなくエレベーター。
白い箱は、タンク蓋から冷気が逃げないようかぶせた発砲スチロール。
なんと、昨日届いて今日から使用してみたそうです。
一般消費者としては初光景・初公開。

タンク タンク上部



圧搾機はおなじみのヤブタ式。
ココだけで2台ありますが、メンテが大変なため実際稼動してるのは1台のみです。

ヤブタ式圧搾機 ヤブタ式圧搾機



センター酒蔵見学 センター酒蔵見学


観光センター売店脇に「酒蔵見学コーナー」があります。
ガラス越に酒蔵が覗けます。
酒蔵見学コーナー」を進むと、おぉっ、ガラス越にヤブタっ!

センター酒蔵見学 ガラスの向こうにヤブタ


で、酒蔵のヤブタの方からこのガラスを覗いてみる(笑

  ↓

センター酒蔵見学 ガラスの向こうに見学コーナー



「さて、次はもう一つの蔵に行きましょうか」


続く・・・
posted by つかさ at 22:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

2007年08月07日

結人を醸す!

群馬に行ってみたりする。

群馬の若き新星「結人(むすびと)」!

ほんの一口で、このお酒の魅力と期待にハマってしまった。


なので早速・・・


 群馬県前橋市の蔵元に来ましたっ!


柳澤酒造 柳澤酒造


地元酒「桂川」で知られる「柳澤酒造」は、現在ご兄弟で営まれている。
副杜氏である弟さん、柳澤圭治さんが暖かく迎えてくれた。

 「暑いッスね〜」
 「暑いッスよ〜」

 「夏ッスね〜」
 「夏ッスよ〜」

終始こんなノリ(笑)で、早速お蔵を案内してくださる。
お蔵に入ると、、、


縦型精米機 縦型精米機


 え、縦型精米機が2機っ!?


す、すげー!
結人の生産はわずか数十石と聞いてたので、失礼ながら自家精米だなんて思ってなかったぞょ。


「縦型2機ですか、スゴいですね〜」

「たまたま2つあったんスよ〜」


 たまたまっ?(笑


実は、元々の地元銘「桂川」はモチ米を混ぜ、甘い酒にこだわりを持つ。
なので、モチ米と酒米を分けて精米するための2機らしい。
初っ端から驚かされながら、さらに案内してもらう。



釜 釜


同じ理由で釜も2つ。

「釜も2個ですか〜」

「たまたま2つあったんスよ〜」


 たまたまっ?(笑



麹室 麹室


麹室(こうじむろ)です。
納豆食べてないコトを強くアピール(笑

圭治さんが麹箱を持ってきて、

「栃木 旭興 渡邉君トコの箱が使いやすそうだったんで、真似て作ったんスよ〜」


麹箱 こんな風に使うんスよ、と実演してくれる



さらに先に進むとタンクがズラリ。
しかもサーマルタンク(温度管理ができる高価なタンク)が6個っ。

「まさか、これもたまたまあったとか?(笑」
「これは買いました(^^;」

タンク タンク


「これって、結人と桂川合わせてもかなりの量造れる環境じゃないスか〜?」

と伺うと

「確かに造れるけど、質を重視したいのであえて仕込まないようにしてるッスよ〜」


会話を交わせば交わすほど、圭治さんの日本酒に対する熱意がバンバン伝わってきます。
この蔵元さんに来て良かったなぁ。

タンク上部に上がってみますか?と、階段を先導してくれる。

タンク上部 タンク上部


ちなみにタンクの中は・・・カラッポです(^^ゞ

タンク内部 タンク内部



圧搾機はおなじみアコーディオン型の「ヤブタ式」。

ヤブタ式圧搾機 ヤブタ式圧搾機


圭治さん、ヤブタの仕組みなどをとても詳しく解説してくださる。



ひととおり蔵内を回ったら、外に出て瓶洗機貯蔵庫を見せてもらう。

瓶洗機 わーい、酒瓶の山


瓶の底は見れなかった、残念。 ←瓶底フェチだから(瓶底メガネフェチではない)



貯蔵庫 貯蔵庫


コレ見てたら、昔アイス工場の貯蔵庫に閉じ込められ死にかけたのをふと思い出した。



ひととおり案内してもらった後、事務所にて一服。
圭治さんと、お兄さんの柳澤清嗣さんから色々お話を伺う。

数年前、東京に進出しようと思い立ったお2人は「行けばなんとかなるだろう」的な軽い思いで東京に出たそうだ。
しかし「東京ではこれじゃダメだよ」と厳しい意見をいただき


 「東京っておっかねぇ〜っ!」


と奮起したとか。
それが今の結人の美味さに結びついてるに違いない。

酵母の使い方もセオリー無視の我流らしい。
とある酵母を使った時に上手く醸せず、電話で先輩に指導を仰いだところ

「アル添してバランス取るんだよ」
「でも、純米で造ってるんスよ〜」
「え?その酵母で純米・・・?がんばれっ!

 ガチャッ、ツーツーツー


そんな型破りなトコロがますます魅力かと。
圭治さん、清嗣さんから今までの経緯やら今後の展望やらすごーく深い話を伺って、ますます好きになりましたよ「結人」。
質を落とさないために仕込数を増やしたくないとか、苦しい時を助けてくださった酒販店を大事にしたい(ちなみに東京は1店のみ)とか、個人的に尊敬・共感できるお2人です。


 ぜひ応援させてくださいっ。


桂川

※この日、夕食でいただいた「桂川」本醸造生貯蔵


結人

※「結人」五百万石純米吟醸瓶燗火入。



で、突然ですが・・・


9月に結人」柳澤さん御兄弟を囲む会を予定してますっ!



場所はもちろん巣鴨のアソコ。
詳細は後日!
posted by つかさ at 23:49| Comment(8) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

2007年04月12日

辻善兵衛を醸す!

栃木に行ってみたりする。

栃木県は美味しい日本酒が多い事を、日本酒好きなら誰でも知っている。
その栃木県に「一緒に行きませんか?」と「かんだ光壽」店主の大野さんからお誘いをいただいた。


※この記事は2007/04/08の出来事です。

 前日の様子はこちら
 「松の寿を醸す!」はこちら
 「大那を醸す!」はこちら



松の寿」「大那」蔵を満喫したのでいよいよ最後はココ。


 辻善兵衛商店っ!


十六代目の天才杜氏辻さんは今回3蔵の中で30歳と最年少。
しかし寡黙な辻さんの醸すギャグは「松の寿」松井さん、「大那」阿久津さんに引けを取らない。 ←醸しの対象ソコじゃねーよ



辻善兵衛商店

他2蔵と違うのはお蔵が街中にあるということ。
賑やかな街中にいきなりドデーンと建ってます。

強くなってきた雨の中、辻さんにお蔵を案内していただく。



竪型精米機

竪型(たてがた)と呼ばれる精米機。
家にある精米機(5合)とは大違いです(笑 ←だから比べるな

辻さんから自家精米と購入精米のコスト差などのお話を伺う。
いや、別に酒蔵おっぱじめるわけではないけどね(笑



仕込水

仕込水を溜めたタンク。

「好きなだけどうぞ」

とコップを手渡されたので好きなだけいただく。

 うまー

地下50メートルから汲み上げた軟水です。
だから街中だというのにビックリするほど美味しいです。



釜

お米を蒸す釜。
私が炊飯に使ってる釜(3合)とは大違いです(笑 ←だから比べるな

家の釜 またまた私の釜(3合)を似せて撮ってみた(笑



麹室

ここで麹が醸されます。
殺菌した直後だったようで、入ると目がヒリヒリ。
納豆菌ばらまき対策だな、くそー。



タンク

タンクです。
ココに鉄人28号がガオーって立ってたら似合うと思います。 ←歳バレ



吟醸タンク

こちらは吟醸専用室にある吟醸用タンク
上記の一般酒タンクとは壁で区切り、菌などが行き来しないようになってます。
右奥に見えるロールシートをタンクに巻いて、低温に保つとの事。
サーマルタンク(低温タンク)よりもコスト的に良いってことかな?
いや、だから別に酒蔵おっぱじめるわけではないってば(笑



圧搾機

シートに覆われてよく見られませんでしたが圧搾機です。
ギューっと搾ってお酒と酒粕に分けます。
レモンは搾りません。



瓶

瓶底フェチとしては底が見えなかったのが残念。



瓶燗機

火入れ用の瓶燗機です。お手製です。
※火入れとは防腐対策のために行う加熱処理の事。
 通常は2回処理を行い、1回処理は「生貯」「生詰」、未処理は「生酒」。



試飲

蔵内を一通り案内してもらった後は、お楽しみの試飲です。
これのために生きてると言っても過言ではありません、私の場合(笑

手前から「純米吟醸」「大吟醸」「吟醸」「純米」「とちぎ酒14号吟醸」「純米大吟醸」かな?
※サスガに3日以上経ってるから記憶が(笑



冷蔵庫

地酒館内の冷蔵庫。
写ってませんが最下段のお酒は自由に取って好きなだけ呑めます。
写ってるのは販売商品です。勝手に呑んではいけません。

ちなみに銘柄は「辻善兵衛」ではなく地元向銘の「桜川」。
意外かもしれませんが、都心と地元では求めるお酒に違いがあるようで、別銘柄にしているお蔵も多いです。
居酒屋などで人と会話してて、その方の出身地の地酒話なんかすると噛み合わない時があるし。
 ※同じ銘柄でもお互い別物を呑んでるのだからしょうがない
なので、今回3蔵とも「試飲は地元酒しか無いですよ」と念を押してたのが印象的でした。



さて問題です。
私は今日一日でいったい何升呑んでるでしょう?(笑

 答え:致命升・・・


辻さん、ありがとうございます。
日本酒に対する真剣な姿勢と人知れない努力が天才杜氏と呼ばれる所以なのでしょうね。


今回お世話になった松井さん阿久津さん辻さん、誘ってくださった大野さん、「光壽」店員のみなさん、奥塩原高原ホテルさん、たわら寿司さん、後から駆けつけられた武蔵境の酒屋中川さん、本当にありがとうございました!


これからも美味しい日本酒がいただけることを期待してます。



で、家に帰ってきてお土産の「大那」純米吟醸を呑むぞと。 ←まだ呑むんかいっ!
posted by つかさ at 23:51| Comment(11) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

2007年04月10日

大那を醸す!

栃木に行ってみたりする。

栃木県は美味しい日本酒が多い事を、日本酒好きなら誰でも知っている。
その栃木県に「一緒に行きませんか?」と「かんだ光壽」店主の大野さんからお誘いをいただいた。


※この記事は2007/04/08の出来事です。

 前日の様子はこちら
 「松の寿を醸す!」はこちら



松の寿」お蔵を満喫したのでお昼にします。
光壽」が用意したお店はココ。


俵寿司


 たわら寿司っ!


考えてもみなさいよ、今日は「光壽」「松の寿」「大那」「辻善兵衛」が揃ってるのですよ。タダのお寿司屋さんじゃないことぐらい予想がつくじゃないですか。
入口には


 日本酒強化月間!


って貼り紙(笑
案の定、店内に入るといきなり


俵寿司


 わはははっ、もーなにがあっても驚きませんからっ!


こんなに日本酒に力入れてるお寿司屋さん、都内でも珍しいよ。
実はこちらの三代目店主遅沢さんは、松井さん阿久津さん辻さんと歳が近く、「オレ達世代が日本酒を盛り上げようゼーっ!」という頼もしい御方なのだ。


それでね、なんかおかしいと思ったのですよ。

 お昼に2時間かけるっていうからさっ

乾杯酒が「松の寿」大吟醸雫搾り荒走り。
で、出てきた肴が


俵寿司の肴


 うまぁぁぁいっっ!


ホント美味しいです。
日本酒の肴にピッタリ。
で、その後出てきたお酒は



本日の昼酒

左から
 大那「赤丸スーパー晩酌」(無ラベル):普通酒
 大那「別誂」うすにごり:純米吟醸生原
 松の寿:純米
 大那おりがらみ:純米吟醸生
 辻善兵衛:純米大吟醸
 辻善兵衛:純米


 まだお昼ですよっ!


まぁこんなに嬉しい事は無いのでぐいぐいいただく。
大那阿久津さん

「ココの店主のセンスってスゴいですね。」

と振ると、腕に注射を打つ仕草をしながら

「打ってますからね。」

「え、醤油を?(笑」

鍛高譚とかダバダ火振を打ってますからっ!」


※鍛高譚:北海道の紫蘇焼酎、ダバダ火振:高知の栗焼酎

大爆笑してたら

「このネタ、巣鴨で流行らせてくださいね!」


 自信ないッスっ!



お酒の話をしてたら、突然辻善兵衛辻さんが笑いながら

「次の銘柄は凱阿にしようかと。」


 時空を超えて共演ですかっ!



ついでに上喜元の「酒和地!」と併せて「閏虎萬」って銘柄はどうですか?

 閏虎萬・大那(うるとらまんだいな)
 閏虎萬・凱阿(うるとらまんがいあ)
 閏虎萬・酒和地!(うるとらまんしゅわっち)


酒がすすむとわがままになるのは仕方がない。


大那赤丸スーパー晩酌をお燗で呑みたいっ!」


サスガ酒呑みの集団、みんな同じコト考えてたらしい(笑
フルネットオリジナル「温度計付きミニかんすけ」で燗を付けてもらう。

さらにお料理が次から次へと、これでもかこれでもかというぐらい出てきます。
ごめんなさい、わたしゃギブですギブ。 ←体重40K代だしな


俵寿司の寿司


でもデザートは別腹。
俵寿司特製「大那の酒粕アイス」っ!


大那アイス


 これ、バカうま〜




そんなこんなで充実過ぎるお昼を終え、「大那菊の里酒造へと向かうっ!



大那

迎えてくださったのは社長さん(阿久津さんのお父さん)、阿久津さんの奥さん、愛娘佑実ちゃん。



山田錦の田

社長さんに自家「山田錦」の田を案内していただく。
この「山田錦」で、約千本が造られるそうだ。
田植え、稲刈りお手伝いに来ようかなー。
で、雨が降ってきたので退散。



釜

お米を蒸す釜。
私が炊飯に使ってる釜(3合)とは大違いです(笑 ←だから比べるな

家の釜 また私の釜(3合)を似せて撮ってみた(笑



麹室

ここで麹が醸されます。
くれぐれも納豆食べて入室しちゃダメです。



タンク

純吟五百万石のタンクです。
これ全部自分専用だったらなー。 ←人はそれをタンク買いと呼ぶ(大人買いのようなもの)



圧搾機

日焼けマシンではありません。
こいつでギューっと搾ってお酒と酒粕に分かれるのですよ。



槽口

ここからちょーろちょーろ出てきます。アレが。



瓶の山

これを見た瞬間、自分が瓶底フェチ(瓶底メガネフェチじゃないよ)だという事を確信しました(笑



洗瓶機

ご家庭からリサイクルされた酒瓶をこいつで洗浄します。
ラベルも取っちゃいます。
でも大手メーカー瓶のラベルははがし辛いそうです。



試飲酒

蔵内を一通り案内してもらい、囲炉裏で試飲させていただきました。
雄町うまー
時間を忘れてしまいそうな空間ですが、まだ次があるからな自分。



阿久津さん、ありがとうございます。
周りを田んぼに囲まれ恵まれた環境だからこそ、この美味しい大那が造られるのですね。


これからも美味しい日本酒を醸してくださる事を期待してます。


ってだから何でまとめてるんだ?
まだまだ旅は続くっつーの!


 続き >> 辻善兵衛を醸す!
posted by つかさ at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

2007年04月09日

松の寿を醸す!

栃木に行ってみたりする。

栃木県は美味しい日本酒が多い事を、日本酒好きなら誰でも知っている。
その栃木県に「一緒に行きませんか?」と「かんだ光壽」店主の大野さんからお誘いをいただいた。


※この記事は2007/04/08の出来事です。

 前日の様子はこちら



朝気持ちよーく目覚めたので、ひとっ風呂浴びに行く。
呑んでばかりのように見えるけどちゃんと温泉も入ったのですよ。5回ほど
露天風呂でホゲーッとしてたら気持ちよくなってきたぞ。

 「誰かお酒持ってきてーっ!」

と後ろを振り向いても誰もいないので、諦めて風呂から上がる。

食堂でのんびり朝ご飯を食べようとしたら

「おはようございまーす!」

と、お隣に松の寿松井さん、向かい側に大那阿久津さんが座られ、一緒に朝ご飯。
阿久津さん

「最近は毎日ランニングしてるんですよ。」

と仰ったので

「走行速度はマッハ5ですか?」

とツッコミたかったが、まだ酒も入ってないのでヤメといた(笑
※マッハ5:ウルトラマンダイナ(ミラクルタイプ)の走行速度



朝ご飯を食べ終えた私達は「松の寿松井酒造店へと向かうぞっ!



松井酒造店

昨晩とはまるで別人のような(笑)松井さんが丁寧にお蔵を案内してくださる。



釜

お米を蒸す釜。
私が炊飯に使ってる釜(3合)とは大違いです(笑 ←比べるな

家の釜 私の釜(3合)を似せて撮ってみた(笑



麹室

麹を造る麹室(こうじむろ)にたたずむ松井さんと、麹室に納豆菌をばらまこうと企む巣鴨「もん家」の茂樹さん。悪者です。



タンク

タンクです。
妖怪人間ベムベラベロは待ってても出てきませんでした。 ←歳バレ



斗ビンタンク

斗ビンタンクかな?
「9本」って書いてあるけど、行き先は「光壽」と「中川商店」ですね(笑



瓶詰機

お酒を瓶に詰めるマシンです。

名付けて「お酒を瓶に詰めるマシン」!

ってそのままじゃん



瓶

これを見た瞬間、自分が瓶底フェチ(瓶底メガネフェチじゃないよ)だという事に気付きました(笑



酒米

上段が玄米、下段が精米した酒米です。

上段左から「五百万石」「福岡山田錦」「自家米五百万石」「わかりません」「わかりません」「福岡山田錦1等」

ハイ右目、1.2っ!

下段左から「福岡山田錦60%」「栃木五百万石50%」「福岡山田錦40%」「福岡山田錦50%」「栃木五百万石60%」「わかりません

ハイ左目、1.5っ!



試飲酒

試飲用のお酒。
左から「貴醸酒」「大吟醸」「吟醸」「純米吟醸」「純米」「純米原酒」「本醸造」。

ハイよくできましたっ!

偶然にもホテルからの車中で「貴醸酒っていうのはね」なーんて話をしてたのでちょっと驚き。(最近貴醸酒あちこちで呑みまくり)
松の寿」さんも貴醸酒を造られていたとは勉強不足で存じませんでした。
なんでも奥様が「これウチでも造ろう!」と推したとか。
我慢できずに寝かせる前に出しちゃったとか(笑
でも他蔵の貴醸酒生と違ってベタ甘ではなくとてもフルーティーで、確かにこれは寝かせる前に呑みたくなっちゃうぞ。
※コイツの10年熟成をアイスクリームにかけてみたいっ


仕込水 仕込水を詰めたペットボトル(自分用)

裏庭から引き込んでる仕込水。
トイレの水まで仕込水、って話は昨日も書いたっけ。
超軟水で美味しいです。
もちろんいただきます。
ペットボトルに詰めます。

この仕込水をお土産としてプレゼント!・・・しません。 ←自分でぐいぐい飲みます



松井さん、ありがとうございます。
お酒造りが終わったこの時期も「栃木酒の会」実行委員長など精力的に活動される姿は次世代の鏡になると思います。

これからも美味しい日本酒を醸してくださる事を期待してます。


って何でまとめてるんだ?
まだ旅は続くっつーの!


松の寿


 続き >> 大那を醸す!
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