今さら説明の必要もない山形の銘酒、十四代っ!
その蔵元「高木酒造」十五代目、高木顕統さんを囲む会が行われた。
なんと「十四代」単独で会を行うのは初めてとの事。
蔵元さん側からは高木顕統さんをはじめ、麹師の伊藤勝美さん、「十四代をこよなく愛する会」会長森進一さんの計3名がいらっしゃるとか。
行かないわけがないさっ
場所はお馴染みの大塚「串駒」。
ご存知の通り、串駒は十四代が有名になるきっかけでもあるお店。
行かないわけがないさっ
店内に入るとエビスビールが手渡され、始まるまでソレで喉を潤わす。
冷蔵庫には十四代がズラリっ

いよいよ、マスター大林さんのご挨拶で会が始まった。
そして高木さんの乾杯で、まずは純米吟醸雄町をいただく。

私のテーブル、呑むペースむちゃくちゃ速すぎっ ←だって美味しいんだもん
まだ全員にお酒が行き渡ってないうちに「次っ!次っ!」コール(笑
あきれた女将さん
「コレ呑んでお待ちなさい!」
と本丸を出してくれる。
蔵元さん方にいろいろとお話を伺う。
「七垂二十貫ってどういう意味なんですか?」
「あぁ、それは二十貫の米からたった七垂しか取れないという意味ですよ。」
「じゃ、本丸の秘伝玉返しの意味は?」
「それは秘伝なので明かせません(笑」 ←でもちゃんと教えていただいた
なんて楽しく呑みながら、高木さんとツーショットで写真撮ったり名刺をいただいたりとやりたい放題。
「双虹の名前は・・・七色の虹が双(ふたつ)で十四って意味なんですよ。」
に周り一同
オオッ!
なんて楽しく呑みながら、高木さんからいただいた名刺の裏にサイン書いてもらったりとやりたい放題。
高木さん、丁寧に十四代秘話(秘伝含む 笑)などを教えてくださって、とてもオモシロくて優しい方です。
そして本日の珍しい一品はこちら。

十四代の仕込水。
「コレってなかなか置いてないんだよねぇ」
なんて話してたら、同じテーブルの方々一斉に写真撮りはじめる(笑
会が楽しく進んでいると、これまた十四代と深いつながりのある東十条の銘店「あら川」荒川さんがご来店。

片手には旧ラベルの「吟撰」の瓶。
もしかして以前伺った「吟撰」の7年モノですかっ!
早速いただく。
なんじゃこれ、うんめぇっ!
なにがどうなってどうなってるのかわかりませんが美味いのですよ(笑
本日の献立のうち、私のテーブルで好評だったのが「牛肉のカルパッチョ」。

蓼(タデ)とシバ漬けのトッピングで真っ赤っ赤な上に散りばめられた菊がとても綺麗です。
ふとお座敷を見ると、壁になにやら描いてる方が。

なんだなんだ?と近づいてみると
「酒の細道」著者のラズウェル細木さんっ!
もちろん隣に座って一緒に呑みだす(笑
楽しく呑みながら、ラズウェルさんとツーショットで写真撮ったり名刺をいただいたりとやりたい放題。
◆本日の十四代
純米吟醸 雄町 本生
・酒質:純米吟醸
・原料米:岡山県赤磐郡赤坂町産「雄町」
・精米歩合:50%
・製造責任者より:「山田錦」と並び称される名米「雄町」の持つ、優婉な甘みと植物性の酸味を秘めた純米吟醸酒です。
龍月
・酒質:純米大吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「愛山」
・精米歩合:40%
・製造責任者より:「愛山」独特の優雅な芳香の中に晴々とした含み香が重なり合った、気品のある純米大吟醸です。
純米吟醸 愛山
・酒質:純米吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「愛山」
・精米歩合:50%
・製造責任者より:全国初の愛山吟醸酒を発売。以来、メディアにも大きく取り上げられ、特異な酒米・吟醸酒として存在を示すことになりました。
大吟醸 山田錦
・酒質:大吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「山田錦」
・精米歩合:35%
・製造責任者より:全行程手造りによる、澄みわたり清らかな大吟醸酒です。
純米大吟醸 山田錦
・酒質:純米大吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「山田錦」
・精米歩合:40%
・製造責任者より:山形酵母のふくらみのある味わいと軽快な芳香のする大吟醸純米酒です。
純米吟醸 山田錦
・酒質:純米吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「山田錦」
・精米歩合:50%
・製造責任者より:出羽山系葉山の自然水「桜清水」とで醸したまろやかでキレのある喉ごしの純米吟醸酒です。
本丸
◆本日の献立
エビス生ビール
サンマの棒寿司
枝豆寄せ豆腐
マコカレイとスズキの盛合せ
生麩と野菜の炊き合わせ
牛肉のカルパッチョ
イカトンビと野菜の黄身酢和え
ジュン菜オクラ汁
鮎 山椒煮
山形小茄子浅漬け
とろろ蕎麦
高木さん、串駒さん、ありがとうございました。
また次もぜひ誘ってください!
あたくしは明日(今日か)から3週間ばかり黒糖焼酎な生活をしてきます。ぬぬぬ。
「うまっ(^o^)」
「そりゃそうだ(-_-;」
てな会話を交わした初代Nisimuraさんではありませんか。
明日(てか今日)からですかい。お土産待ってま。
ところで冷蔵庫直ったんかぃ?
高木さんって、お酒の素晴らしさもさることながら言葉の上でそれを表現なさる凄いものをお持ちなのですね。
白鴻の会ってオールフレンチで攻めるってヤツでしたっけ?行きたいなぁ
白鴻はオール燗で攻めます。
社長がお燗番しちゃいます。
宣伝スミマセン
あ、オーフレは違う会でしたか。
ところで写真にもある「牛肉のカルパッチョ」って、としさんの作でしょうか。
コレ大好評でしたよー!
よ〜く見たら上から4枚目の写真の厨房の中にいる
ボウズ頭は亀のK本さんでないの。
こないだ亀、行ったら自分は飲むつもりで行った
のにほとんど厨房で料理作らされてた、とぼやいて
おりました。
この日はものすごい量の十四代を呑み干したらしく、まともに計算したら一人当たり2万円は軽く超えるとか(笑
あらら、K本さん、ずっっっっと厨房でしたよ。