埼玉の銘酒「亀甲花菱」。
蔵元「清水酒造」清水社長さんと呑みましょという事になった。
最初は「2人でしっぽりと」という予定だったが、大人気の「亀甲花菱」、私だけ美味しい思いをするなんて後から何を言われるやら(笑
一緒に呑む人を募ったらアレヨアレヨと十数人に膨れ上がり、お店を貸し切っての会となった。
その事を清水さんに伝えたところ
「はははっ、私一人では身が持たないので家内を連れていきます。」
本当に申し訳ありませんっ!(汗
で、当日・・・
清水さんがいらっしゃる前に「井こし」に向かい、井越さんと打ち合わせ。
井 「つかささん&清水さんの席とヤツラの席、離しといたよ」
ヤツラに怨まれたら井越さんのせいにしますっ!
井 「喉渇いたから、亀甲花菱の仕込み水飲んじゃおーか」
待ちなさいよっ!
そんなボケとツッコミを繰り返しているうちに清水さんご夫妻ご来店。
遠いところをありがとうございます
早速、亀甲花菱「純米吟醸」山田錦一つ火原酒をいただきながら、お2人のお話に耳を傾ける。
徐々に参加者も集まり、早い者順に清水さん近くの席が埋まる。
清水さんのお話、本当にオモシロいです。
その内容の濃さに
「あ、これブログ載せないでね。」
というフレーズが飛び交います(笑
酒造りは、清水さんご夫妻、杜氏さん、蔵人さんの4人だけで行ってるそうです。
それはもう洗米から瓶詰め出荷まで全て。
酒好きの中には
「亀甲花菱は入手困難だから、もっと生産数増やして」
と仰る方も多いです。
お気持ちはわかりますが、お話を伺うとご無理をされてギリギリの生産数なのです。
特に今年は清水さんと杜氏さんが揃ってお体を痛めたと伺い、敬意を払ってお酒をいただかねば、とあらためて思いました。
試飲会の時も人手不足でいつも清水さんと奥様のお2人だけなので、今度私もお手伝いさせてください、とお願いする。
亀甲花菱ブースに酔っパライがいたら、それ私です!
なんて話をしながら、清水さんから送っていただいた純米大吟醸「仕込第6号」無調整生原をいただくと
「それ、うちの蔵の最後の1本なんですよ」
ひぇぇぇぇ〜、ありがたくいただきますっ!
「そういえば白いカラス君、死んじゃったそうですね」
と伺うと
「毎年夏に1羽ずつ死んじゃって〜」
実は、酒好きの間では有名な「亀甲花菱の白いカラス」。
真っ白なアルビノのカラスを3羽飼っていた。
「取材させてください」
と訪れる記者さんの多くは、目的が酒ではなく白いカラスだとか(笑
ご近所の方達も
「知人が来たから見学させて!」
と白いカラスだけ見て帰るとか(笑
で、今は1羽になっちゃったそうです。

※画像はとある酒屋さんからご提供いただきました。
なんて話を伺いながら、清水さんから送っていただいた純米吟醸「山田錦」無濾過中取り生原をいただくと
「あ、それもうちの蔵の最後の1本なんですよ」
ひぇぇぇぇ〜、ありがたくいただきますっ!
仕込み水ももちろん「亀甲花菱」。
やや硬水の仕込み水は、5年程前に給水源が変わったとか。
でも水質は全く同じだそうだ。
ここからはみなさんも程良く酔われ、またオモシロ話に。
清水さんは猫と犬を飼ってる。
「ウチの杜氏は優しい人でね、猫と犬がベッタリなんですよ」
とちょっと悲しそう(笑
で、いろいろ話してて
「それ、ヤツラ絶対順位付けてますよね」
ヤツラ(猫&犬)にとっての順位は
1.奥様
2.杜氏さん
3.自分(猫&犬)
4.清水さん
という事でみんな同意(笑
ふと気付くといつの間にか参加者が全員揃ってるっ!
今日の会を知らずに入ってきた井こし常連おにぎりプリンスはラッキーだったな。
蔵元グッズの奪い合いを始めまーすっ!
清水さんからいただいた、手ぬぐいで折った「ハッピ型お飾り」。(広げると1枚の手ぬぐい)
うわ、欲しいぞっ ←自分、主催だからもらえる権利なし
ジャンケンで私に勝ったら差し上げましょう。 ←私が勝ったら振り出しに戻る
で、勝ち取った人はこの人。

「シェルの基本テクニック」「らぶらぶLinux」など多くのコンピューター関連著書を持つ、巣鴨周辺MAP初代管理人西村めぐみさん。
実はこの人、全く日本酒呑まなかったが「亀甲花菱」で日本酒に目覚め、「花菱蔵元さんと呑む時は絶対呼べっ!」と命令されてた。
みんなが
「やっぱり二代目は初代に弱いね」 ←いや、わざとじゃないし
※私は巣鴨周辺MAPの二代目(現)管理人
初代、次は「らぶらぶ亀甲花菱」って本出せやっ!
さて、次のグッズにいきますか。
奥様が持ってらした蔵元バッグを奪う(笑
はい、これいきまーす!
で、勝ち取ったのは黒ノムンジャー(懐かしい)一味。

蔵元バッグを背負った黒ノムンジャー(顔出し不可)
時間が経つのも早く、清水さんご夫妻の帰られるお時間に。
そんな時に限って外はドシャブリだし。
清水さんが帰られた後、参加者の方々がおっしゃってた言葉がものすごく心に響きました。
「もともと亀甲花菱は大好きなお酒だけど、清水さんにお逢いし人柄を知ってもっと好きになった」
ありがとうございます。
それが酒くれ!の目論見なのですよ。
美味しいお酒を造ってるのはこんなにステキな方々なんだぞ、と。
清水さん、奥様、本当にありがとうございました!
雨の中わざわざお越し頂き本当に感謝してます。
これからもよろしくお願いします。
参加者の方、お疲れさま&ありがとうございました。
楽しい会でしたね。
また是非参加してください。

左から
「仕込み水」
「純米吟醸山田錦無濾過一つ火原」
「純米大吟醸仕込第六号無調整生原」
「純米槽口瓶封じ無濾過生原」※今日は呑んでません
「純米吟醸山田錦無濾過中取り生原」
で、参加者も帰られた後、井越さんと一服。
「ところで井越さん、なんか忘れてる事があるような・・・」
あ、清水さんのお写真撮るの忘れたっ!
「バカタレッ!」 ←井越さん
なので過去の写真から拝借。


◆「亀甲花菱」関連記事:
「埼玉県 大試飲会秋の祭典!(2006/10/10)」
「亀甲花菱大吟醸の会!(2006/10/27)」
「日本酒フェスティバル!(2007/06/10)」
清水さんご夫妻が、あの雨の中お帰りになられたかと思うと、申し訳なく、ありがたく、今日も花菱を飲みに行かねばと決意する次第であります。
清水さんの人柄あっての亀甲花菱なんでしょうね。これからも飲み続けたいと思います。
しかし、清水さんのご挨拶時に入店してしまうなんて、おれ、なんて間が悪いんだろ。。
昨日は二日酔いで重役出勤。左遷されそうです。
め、めずらしい。
ちなみに「一味」ってなんでしょう?
お疲れさまでした!
清水さん直々の酌で亀甲花菱は最高に贅沢で美味しいですよね。
よしおさんが注いでもらった直後、「私も私も」と手がニョキニョキっと出てきたののは吹き出しちゃいました。
また機会があったら清水さんと一緒に呑みたいですね。
>>okaさん
お疲れさまでした!
あのタイミングでご入店、狙ってましたね(笑
カウンター席で申し訳ないなぁと思ってたら、清水さんがそちらに移動されてカウンター盛り上がってるしっ!
そんなところにも清水さんの優しいお人柄を感じられました。
またぜひご参加ください。
>>haruさん
そうだそうだ「黒龍レンジャー」でしたね(汗
一味ってのはアレですよ、世界征服を目指す…ってノムンジャーは悪者だったんかいっ!
今日も花菱のあるお店に行くことになり(あえて選択の結果ですが)、4連チャン花菱という贅沢な事態になりそうです。
そんな素敵で贅沢なトコロにおじゃまする事ができた事をとても嬉しく思います。
そして、思いがけずもゲトしたバッグは大切に活用させて頂きます(笑)
さんせー@悪の秘密結社ではないよ
>>世界征服を目指す悪の秘密結社
いいですね、私、こういうお祭り(違う?)になかなか参加できないし・・・・
こうしてどんどん酒くれ!に侵されていくのだよ諸君。
でもそのバッグはうらやましーですわ。
>>haruさん
それはノムンジャーの敵の方です。敵って誰?
今度ぜひお祭りご参加くださいな、味方の方で・・・
いやほんとにおいしゅうございました。お酒も料理もお酒もお水もお酒も。
ちょっとしか居られなかったのが本当に残念です。ご夫妻と、もっと近くでお話したかったであります。
>お酒も料理もお酒もお水もお酒も
て文章に誤りがありませんか初代?
うらやましい手土産までいただいちゃってこのこの
そういうすばらしい会は、ぜひ、水曜日にしてくださいね。
思えばあの会があったからこそ清水さんとお近づきになれたと感謝しております。
10月に辻善兵衛、来年に松の寿&大那の会があるのですね。
都合があえばぜひ参加したいなぁなんて思ってます。
今度の企画は水曜にして三代目さんをご招待せねばっ!
ございました。
実はここ3週ほど家酒は控えていたのですが、
たまらずこの日のあと4号瓶買ってきてしまい
ました。今日も飲んだけどうまいなぁ花菱。
オモシロいお話たくさん伺うことができましたね。
ネタもたっぷり仕込んでたみたいだし。
またやる際は声をおかけしますね。