神楽坂で呑んでたりする。
巣鴨「もん家」茂樹さんから
「神楽坂で呑むので駅に着いたら電話くださーい」
と誘われた。
で、この人と呑む時に限って携帯を忘れるのですよ。
この時なんて携帯持たずに旅したしな。
飯田橋駅の公衆電話から茂樹さんに電話する
ピポピポピポ
「なぜに公衆電話なんスか?」
「携帯持ってくるの忘れました。ドコのお店ですか?」
「ちと説明しにくいので神楽坂通りに着いたら電話ください。」
「だから携帯無いってば!」
神楽坂通りで落ち合うことに。
神楽坂SHUN本家に入ると中野の酒屋「伊勢勇」店主の一歩さん、「伊勢勇」店員さん、そして笑いながら手を振ってる人が、、、
「辻善兵衛」16代目の辻寛之さんっ!
なんとも珍しいメンバーでの呑み会だ。
酒を造る蔵元 → 酒を売る酒販店 → 酒を置く居酒屋 → 酒を呑み干すヨッパライ
という美しい図ではないかい(笑
「つかささん、まずはビール?」
「すみません、辻なんとかの…、雄町ください!」
「すみません、辻なんとかの…?お待ちください!」
辻さんの隣で辻さんトコの雄町いただく。
それにしてもこのメンバーでの呑み会、会話の内容がディープすぎます。
精米の話とかアル添の話とか火入れの話とか。
辻さんが遠い目で、手は腰で、
「火入れをすると時が止まるんですよ。」
かっこいーーーーーっ!
それもらったーーーーっ!(笑
◆今日のステキな一言
「火入れをすると時が止まるんですよ。」
あ、お酒が無いぞ。
「辻さん、辻善兵衛注文してくださいよ。『オレ様が醸した酒持ってこい』ぐらいの勢いで。」
辻さん、笑みを浮かべたので引き止める(笑
辻さんの隣で辻さんトコの雄町いただく。
茂樹さんが
「そういえばつかささんは納豆自作するんですよ。」
納豆話で盛り上がる。
辻さんが
「納豆が大好きなんですけどね、酒造りの時期には口にできないから辛いんですよ」
「え、でも名智健二さんの『田酒を醸す』に蔵人さんが朝食納豆食べてる写真がありましたよ。」
え゛ーーーーっ!ヤバいっすよソレーーーーーっ!
辻さんマジ驚く(笑
「納豆といえば、最近ハマってる食べ方があるんですよ。」
辻さん、カバンをゴソゴソ。
中から出てきたのは「よっちゃんなんばん」というタレ。
醤油、米麹、唐辛子と原料はとてもシンプル。
「魚柄仁之助さんから教わったんですけど、納豆に合うんですよコレ。」
と開封して小皿にドロドロ注ぐ。
一口ペロリ
うーーまーーーいっ!
みなさん、卓上のあらゆるツマミに浸けてバクバク。
茂樹さんが
「よっちゃんなんばん、写真撮って酒くれ!に載せてくださいよ。」
「だから携帯無いってば!」
◆今日のステキな商品
宮城県よっちゃん農場「よっちゃんなんばん」
原料:
・3種の唐辛子(「日光唐辛子」青唐辛子と赤唐辛子、「激辛唐辛子」青唐辛子)
・秋田県石孫本店の丸大豆醸造醤油「百寿」
・よっちゃん農場産ひとめぼれ米麹
※御茶ノ水GAIAで購入できます。(通販もできます)
HP:http://www.gaia-ochanomizu.co.jp/shop/
辻さんかなりハマってて、栃木では手に入らないので東京に出てきたら必ず買って帰るとか
鶏のステーキが運ばれてきた。
コレももちろん「よっちゃんなんばん」でいただく。
茂樹さんが
「コレは産卵後の雌鶏肉ですねー。美味しいんですよー。」
「ずいぶん詳しいね。」
「焼き鳥屋ですからっ!」 ←茂樹さん、私に似てきてないか?
さて、そろそろ移動しますかというコトに。
ドコ行きます?
「巣鴨に良いお店があるのですが。」
というわけでみなさん巣鴨に移動。
「もん家」で2次会。
「辻さん、辻善兵衛注文してくださいよ。『オレ様が醸した酒持ってこい』ぐらいの勢いで。」
辻さん、笑みを浮かべたので引き止める(笑
辻さんの隣で辻さんトコのお酒いただく。
辻さん、その場に居合わせたnobuさん達お客さんに名刺をバラまく。
「スゲー、辻さん名刺乱舞の図、つかささん写真撮って写真!」
「だから携帯無いってば!」
こうして「辻善兵衛」辻さん、「伊勢勇」一歩さん、「もん家」茂樹さんの巣鴨の夜は明るくなってきた。
あ、一歩さん、ごちそうさまでした<(_ _)>
◆「辻善兵衛」関連記事:
「辻善兵衛を醸す!(2007/04/12)」
「栃木酒の会!(2007/04/18)」
「辻善兵衛「蔵元交流会」!(本編)(2007/08/25)」
2007年06月22日
この記事へのトラックバック
なんか栃木蔵元の登場回数が多いなぁ〜と感じてしまいますが、それだけ注目していただけている証拠でしょうか!!
納豆についても、他の蔵でも造り中に食べてもそれほど・・・という蔵もあります。
要は強い酒・へたれない酒を造るということなのか・・・?
いつも面白いブログ。
いつかどこかで、杯を酌み交わしたいですね。
これねえ、杜氏さんがお酒への想いを込めて仰ったから本当に素敵な一言なんですけど、つーさんの口から聞くと...(以下同文につき略)
「時よ止まれ、君は美しい」って札幌オリンピックのキャッチコピーでしたっけ。あ、もしかしてこの杜氏さんはまだ生まれていないかもだ。(年齢がっ...)
お久しぶりです!
栃木酒の勢いにはスゴイものを感じてます。
少しでも多く方々に知って欲しいと思ってます。
納豆や柑橘類は、昔よりは安全になってるんでしょうかね。
でも辻さんはホントに怖がってました(笑
来週は「大那」阿久津さんと飲む予定があるので楽しみです。
たわら三代目さんとも今度ぜひ飲みたいですね!
>>BUNさん
>これねえ、杜氏さんがお酒への想いを込めて仰ったから本当に素敵な一言なんですけど、つーさんの口から聞くともっともっと素敵な一言なんですけど、
ありがとうございます
照れちゃうなぁ
札幌でオリンピックってあったんですか。 ←スポーツまるっきり無知
>>照れちゃうなぁ
『以下同文』は以前、どこかのコメントに書いた「つーさんの口から聞くと薄汚れて聞こえる」への参照だったんですけど捏造しないでくれません? (^^;
1972 年のオリンピックはさすがに記憶している方の方が少ないですねえ。
神楽坂SHUNは良いお酒が揃ってましたよ。
この日は他に「松の司」や「九平次」などもいただきました。
え、禁酒してるの?
>>BUNさん
>「つーさんの口から聞くと薄にごりの如く甘く聞こえる」
なんだそっちか
照れちゃうなぁ
私の場合、オリンピックは記憶というより存在自体を知らなかった可能性がてんてんてん
それで料理が・・・って、そっちもよくなってそう。
もう一人の自分のしでかす色々な悪事に嫌気が差したので謹慎中であります。
そりゃ謹慎必要ですな(笑 ←いぢめ
反動って奴でしょうか。
ところでノンアルコール日本酒ってどっかにある・・・わけないか。
ノンアルコール日本酒?
重湯でも飲んでなさいっ
※重湯:水分を多くして炊(た)いた粥(かゆ)の上澄みの液。病人・幼児などに食べさせる。
http://www.fukumitsuya.com/enkaikibun/index.html納豆は、蒸しやもと造りの時で無ければいいと聞きましたが、まあ蔵元さんの流儀でしょう。
で、トール様、有難うございます。
物欲メラメラ中なので、さっそく大人買い。クレジットカード万歳ですよ。
あー、ご親切ついでにもうひとつお願い。もう一人の人が、「これを井こしに持ち込めば、禁酒しながらにして迷惑がかけられるな」とそそのかすので止めたってください。
わはははっ、やるな福光屋っ!
ちょっと呑んでみたいかもです(笑
流儀はいまだ健在のようですよね。
知人がとある蔵元見学に行ったら「女人禁制で断られた」と残念がってましたし。
>>よしおさん
悪魔@トールさんが許しても私が阻止しますっ!
今朝発送しましたってメール来たからおそらく明日は迷惑可能
井越さんより
つかさ@満席で立ち呑み状態の井こしからのカキコミ
でも行くとほかを飲みたくなるので自粛・・・しなかったらごめんなさいと伝言願います。