事の始まりは突然である。
その日、おなじみ私が日本酒プロデューサーを担当している四ツ谷「酒徒庵」にて、山口「東洋美人」澄川会長さん、「オレンジページ」ブックス編集長の比留間さん、店長わびさびさん、副店長だんちょーさん、私、で呑んでいた。。
澄「萩はいいですよ。牛刺の寿司をつまみながらの一杯は最高ですよ」
比・わ・だ・つ「よしっ、萩に行こうっ!」←全日空のCM
◆前記事:
「マジカル・山口ツアー(その1)!(2010/03/12)」
「マジカル・山口ツアー(その2)!(2010/03/13)」
前日、萩の「東洋美人」澄川さんにお世話になった一行は次なる目的地、宇部へと移動。
昨晩「貴」ゴリさんとヘベレケに呑んでも朝はちゃんと全員集合。
同行の料理研究家稲垣さんが車をてきぱき手配してくれたので、安心して朝食。
しっかり朝ごはんを食べたあとは、アソコに向かいましょ。
貴「永山本家酒造」っ!
実はタイミングの良いことに、本日は「永山本家酒造」の蔵開き。
近所の老若男女が蔵に集まってワイワイお祭り。
蔵に到着すると、集まってる集まってる。
ワイワイお祭りの横をすり抜けて、ゴリさんにごあいさつ。
ゴ「蔵の中を案内しましょ」
早速、蔵の中を拝見。
つ「造りは落ち着いたんですか?」
ゴ「いや、それがね。造りが終わると思ったら、キミ達なんでソコにいるの?」

わははは、どこに隠れてたんだい?
ゴ「しょうがないから麹米も買い増ししましたよ」

げらげら笑ってると、右を指差し
ゴ「搾り場の近くに自分の部屋があるのってダメですよね」

左にはゴリさん部屋。

呑んじゃうから!ホース直結して呑んじゃうから(笑
2階に案内してもらうと、、、
目の前には日本酒造りに重要な機械、、、
トレーニングマシン(笑

麹室に入ってカメラを向けると、ゴリさんがポーズをとってくれる。



ゴ「どう?(常きげん)農口さんっぽい?」
つ「あ、この間のNHKプロフェッショナル?見逃しちゃって」
わ・だ「自分達もお店にいたから見てないし」
比・稲「実は私達も見てなくて・・・」
ゴ「ダレも見てねぇのかよっ!」 ←日本酒好きとして失格


1階に下りて酒母室を開けてもらう。

酒母タンクを覗いて、ふと横を見ると
酒母室を走り回る子供の姿っ?
蔵開きの参加者があっちこっちにいるのを忘れてました(汗

蔵内をウロウロする子供達を見ながら
ゴ「タンクの上にあがりたいけど、エラいことに・・・」
全「いいからっ!あがらなくていいからっ!」

立派な搾り槽を発見。
つ「おぉ、コレが貴の美味しさの秘密の・・・」
ゴ「あ、それ使ってない」
さーて、蔵内をぐるっとまわったら蔵開きに参加するぞー!

わいわい楽しそー
みんなバラバラになって単独行動。 ←団体行動がムリな人たち
でも後から写真を見ると誰かしら写り込んでる。

比留間さん発見!

わびさびさんとだんちょー発見!

比留間さん発見!
あれ、ゴリさんドコ?
なんとゴリさん、餅搗きの準備ちゅー




隣で見ていただんちょーに
つ「だんちょーもお餅搗いてよ」
だ「よーし、おとーさんがんばっちゃうぞー」
寒い中半そでTシャツになるだんちょー。(しかも酒徒庵Tシャツだし)


草餅のできあがりっ!

さーて、お酒をもらいに行こうかな、、、
飲み比べコーナーにむかうと、一行みんながコーナーお手伝いちゅー。

比留間さんが
比「見て見て、働いちゃった。」
お客さんから受け取ったお金を持ってにっこり。

せめて働く時はお酒を手放しません?(笑
ちょいと座って休憩でもしましょかね。
ゴリさんのお父様がいらして、いろいろお話を聞かせてくださる。

つ「日本酒には甘い和菓子でしょ」
と言ったか言わないか(←間違いなく言ったよ)、肴はお汁粉。

楽しい蔵開きもそろそろお開きの時間。
「蔵開き開き」って言わないですか、そーですか。


ゴリさん、ありがとうございました!
また東京にいらしたら遊びましょうね。
一行はタクシーで宇部空港に向かうことに。
比留間さんがにっこり笑って運転手さんに
比「運転手さん、行き先は、、、地獄まで!」
わははは、行かないからっ!
宇部空港に着いて、全員のチケットを受け取りにカウンターへ。
みんなのところに戻ると、、、
ん?だんちょーなに探してるの?

わ「だんちょー、飛行機のチケットは?」
だ「えっ?」
わ「行きの飛行機で渡したじゃん」
だ「やべー、どっかになくしたー!」
わびさびさん、あなたは鬼ですか?(笑
無事、だんちょーにチケットを渡して、あとは搭乗するのみ。
お土産をウロウロ見てると、稲垣さんが
稲「つかささん、あっちに立ち飲み屋さんがあるよ」
私とだんちょー、ダッシュ(笑
つ「楽しかったねー」
だ「店で着る貴ハッピも買ったし」

立ち飲み屋さんで獺祭、東洋美人などなどを呑みながら、山口に別れを惜しむ。
さー、いよいよ搭乗ですよー
だんちょーと私はうひゃうひゃ呑みながらゲートに並ぶ人達を見ていると、みんなに引きずりだされる(笑 ←最後の最後まで呑み続ける2人
空「ポケットの中身をトレーに置いてください」
ポケットを探ると、、、
蛸の粕漬が入ったタッパと宇部かま1本(笑

さぁ、あとは東京までびゅーんだ。
着くまで貴を呑むか! ←最後の最後の最後まで呑み続ける1人

離陸して間もなく、みんなお疲れでぐっすり寝てるので、一人で機内宴会。
肴は「酒徒庵」最凶料理人HJさんが「旅の友に」と作ってくれた蛸の粕漬と、「お土産じゃねぇのかよ」の宇部かま。

今回の山口ツアーはホント楽しかったです。
「東洋美人」澄川さん、「貴」ゴリさんにも大変お世話になって本当に感謝してます。
ありがとう、山口!
また来るからね、山口!
