日本酒好きなら知らない人はいないであろうこの御方、
名智 健二さん
あの「十四代」を一躍有名にしたカメラマンだ。
まだ無名だった高木酒造を雑誌で紹介したのがそもそもの始まりで、今ではご存じの状況である。
※もちろん十四代が良いお酒だったから、なわけだが。
その後も多くの銘酒を世に紹介してきた名智さんが昨年末に新しい写真集を出された。
でんしゅをかもす
田酒を醸す「平成17年度醸造の記録」

青森のこのお酒はご存じの通り美味しい日本酒である。
名智さんがそのお蔵と共に暮らし、本来知り得る事のできなかった隅々までを撮りためた記録なのである。
ところで、、
巣鴨「KUSHIKOMA 井こし」のカウンターに、この「田酒を醸す」が置いてある。
出るのを楽しみにしてたのでそりゃ読みますよ。
ふわぁぁぁぁん
全てが本当に美しい。
呑みながらじっと見入ってその世界に入ってしまい、名付けて「田酒を醸すハイ」状態になってしまった。 ←田酒を使った酎ハイという意味ではない
実は井越さんと名智さんは仲が良い。
「なっちゃん(*^^*)」
「かっちゃん(*^^*)」
で通じ合うそれはそれは睦まじい仲だそうだ(笑
名智 健二:なっちゃん
井越 克徳:かっちゃん
「なっちゃんがさ、『かっちゃん泊めてよ』って突然ウチに来て勝手に寝るんだよ、あの巨体で。
で次の朝『かっちゃんコーヒー入れてよ』って揺り起こすんだよ、あの巨体で。」
わははははっ、がんばれかっちゃん(笑
ちなみにこの「田酒を醸す」は書店では扱っていない。
制作・販売は「西田酒造店」つまり「田酒」のお蔵なので、お蔵と縁のある酒販店や居酒屋でしか扱っていないらしい。
もちろん井こしでも販売しているので私も当然ゲット。
毎晩眺めながら家酒を煽っては悔やむ。
なぜ家には田酒が無いんだい?(笑
※「十四代」や「田酒」のような銘酒は自宅ではなく居酒屋でいただくのがマイルール
「田酒で醸す」、機会があったらぜひご覧になってください。
日本酒好きなら絶対に欲しくなる写真集です。

名智さんからいただいた向丘「梅月堂」の超堅せんべい。
バカうまです。日本酒に最高です。でも歯が折れます。
◆本日の本
田酒を醸す「平成17年度醸造の記録」
撮影・構成・解説:名智 健二
企画:西田 司
発酵発行:株式会社西田酒造店
定価:3800円(税別)
※井こしで購入できます。
私信:
先日名智さんが井こしにご来店なさった時、よしおさんがいらっしゃらなくてよかったですよ。
もし居たらまた「ソコに座って呑め!」と呑まされてたに違いない(笑
追記:
「名智健二さんを醸す!」はコチラ
7年前、新宿にて初対面の那智さんに頭を小突かれながら飲んだ十四代が自分のお酒の原点であります。
とかいって自分も1ヶ所「田酒で醸す」って書籍名間違えてるっ! ←ココに書いたから直さないぞ
ちちゃいびんてなに?気になる気になる木になるからもん家に行かねばいますぐ行かねば
あ、今日お休みだ
つまり飲んだのは田酒です。
200ミリリットルくらいの小瓶に入っていて、2種類ありましたが、茶色いビンのほうが自分好みでありました。
「田酒以上に」のお酒ってどんな酒じゃいってワクワクしちゃいました。でも呑みたいその田酒。
そういや明日井こしで田酒持込の予約が入ってますね。その方から直接お誘いを受けたのでぜひ参加したいですな。
というわけで「田酒」は今話題のお酒ですね。
西田酒造のお嬢さんと同級生なのが自慢な私。
だからといって、田酒はなかなか手には入りませんが(つかえね〜)
その時付けた「Mせんせー」っていう柱の傷もしっかり写真集に写ってましたよ。 ←大嘘