2010年03月27日

dancyu「日本酒大試飲パーティー」っ!

品川で呑んだくれてみたりする。


愛読者の方も多い雑誌。


 「dancyu(プレジデント社)」っ!



ご存知の通り、その「dancyu 3月号」(2010/02/06発売)は日本酒特集だった。

松の寿」「辻善兵衛」「澤姫」「仙禽」「而今」「鍋島」「天青」など、仲の良い蔵元さんがぞろぞろりん。

そして飲食店でも「吟吟」「天★」「庫裏」などなど知り合いがぞろりん。

そしてもちろん、、、
おなじみ私が日本酒プロデューサーを担当している四ツ谷「酒徒庵」からはわびさび店長が掲載。

同ページにはなんと、、
日本酒顧問を担当している東麻布「逢坂」の私自身。


周りから「なんですか?あのモナリザのポーズは」と大笑いされても泣かないぞー。


◆関連記事:
 「あどまち&だんちゅー!(2010/02/06)」




ある日、お世話になってる「dancyu」編集者さんに

「dancyu創刊20周年記念のイベントをやるのでぜひ」

とお声をかけていただいた。


残念なことに、既にその日は予約が入っておりチーム「酒徒庵」は行けず。
チーム「逢坂」のみでイベントに伺うことにした。



 月刊dancyu創刊20周年記念「日本酒大試飲パーティー」っ!



場所は「グランドプリンスホテル新高輪」。
ってことは品川ですな。


と思ってたら、、、
イベント前日に「松の寿」奥様若葉さんが、

若「イベント、品川かと思ってたら六本木だった。あぶなかった」



 若葉さん、品川で合ってますけど?



さすが若葉さんらしいなぁと思ってたら、

若「でも社長が六本木って・・・」



 だから松井さんのナビタイム壊れてるってばっ!



◆松井ナビタイム関連記事:
 「松井さん&若葉さん!(2009/05/25)」
 「「松の寿」を囲む会!(逢坂)(2008/05/09)」
 「松井さん、お誕生会!(2008/04/21)」




松の寿」ブースは無人かも?と心配したが、どうやら松井さんが他のイベントと勘違いしていたと判明して一安心。←いやまだ安心できないけど



会場に着いてまず最初にやることは、、、
絶対アイツがいるに違いない。


 まりりんごを探す ←日本酒イベント出没率150%


ホテルに入ると、目の前にまりりんご(笑



本日のイベント参加者はなんと2千人。
ちなみに私達のチケット通し番号は、、、


日本酒大試飲パーティーチケット 日本酒大試飲パーティーチケット


999/2000
1000/2000
1001/2000
  :



 竹を割った感じでよしっ(笑



受付を済ませて、お世話になったdancyu編集Kさんにもごあいさつ。
いよいよ開場時間となり、参加者が会場に雪崩れ込む。



日本酒大試飲パーティー 日本酒大試飲パーティー



さーて、蔵元さんにごあいさつごあいさつ。
会場真ん中に栃木勢を発見。

松の寿松井さん若葉さん、「鳳凰美田小林さん、「辻善兵衛辻さん、「大那阿久津さん斉藤さん、「澤姫井上さん、「仙禽薄井さん、と横にスライドしながらごあいさつ。

巣鴨が本拠地の松井さん辻さんには、数日前にオープンした巣鴨駅ビルのパンフレットをプレゼント。

まぁまぁまぁ、とあちこちからお酒を注がれて呑んじゃってるけど、、



 え、乾杯まだ?(笑



しばらく経って乾杯。
ゲストにサッカー選手の方と漫画家尾瀬あきらさんがごあいさつ。
ミーハーと自負なさる若葉さんは絶対写真撮ってるなぁ、と「松の寿」ブースを振り返ると、、、



なにしてんの? なにしてんの?




 わははは、ミーハーは旦那さんの方かっ!




読まれた方も多いでしょうが、dancyu3月号で私は


 好物の羊羹に雄町の純米吟醸をショットでちびりと


とコメントして「松の寿」純米吟醸雄町を紹介。
そしたらなんと、松井さんご本人のセレクトによる羊羹を持ってきてくださった。
蔵元から程近い日光「三ツ山羊羹」。


三ツ山羊羹 三ツ山羊羹



 バツグンにうまーーいっ!



つ「この羊羹、マツコト雄町と相性バッチリですね!」

松「自分はお茶が良いかな(笑




あとはひたすらブースを回る。


佐賀「鍋島飯盛さんと目が合うと、

飯「つかささーん、鰻食べに行きましょう!」


 ブースからの第一声がソレは予想してなかった(笑




山口「」にはゴリさん

つ「先日はお世話になりました」
ゴ「上京解禁っ!」

わははは、また東京で暴れる気ですね。



山口「東洋美人」には澄川社長さんのお姿が。

つ「山口では大変お世話になりました。今日は会長さんは?」
澄「山口でおとなしくお留守番です」
つ「たぶんウズウズして来月あたり東京にいらっしゃいますね」

※1ヶ月後、ホントにいらした(笑



ふらーっと回ってると、、、ん?
広島「富久長」ブースの人が手を振ってるぞ。



 わははは、オレンジページの比留間さんっ!



つ「ぴるりん、他誌のイベントでなにしてるんすか?」
比「ちょっと呑みに」 ←尊敬します



福島「飛露喜」には廣木さんご本人。
目が合うと

廣「井越さん、お元気?」

パーティー会場で失礼と思ったが、ちょいと巣鴨「KUSHIKOMA 井こし」絡みの商談。
快く受けていただきありがとうございます。



山形「上喜元」ブースにはまめちゃんが立ってると聞いてたので行ってみると、、、
まめちゃんの隣には、スパイとして「上喜元」蔵に潜り込ませた(笑)Nさん
お互いの姿を見て「ぐわっ!」と驚いたが、素性がバレないよう冷静を装う。





山形「白露垂珠こずえさんがいらしたので、

つ「逢坂店長、まだココに来てません?」

白露垂珠」ブースを待ち合わせ場所に使うのはどーなんだ?チーム逢坂




うろうろしてて、とあるブースの人と目が合った瞬間お互い吹き出す。
新潟「鶴齢」大酒呑み美女Mさん

つ「わははは、なーにしてーんのー?」←仕事だよ
M「つかささんこそなーにしてーんのー?」←呑んでるよ




そんなこんなであっという間に時間が過ぎた「日本酒大試飲パーティー」。

イベント終了後の行動がいまいちあやふや。
山手線に乗って巣鴨に着いたら「松の寿松井さんに呼び出されて大森まで引き返したとか、大森「吟吟」に行ったら満席だったので大森「柏庵」に行って店長の大魔王と遊んだとか、「吟吟」に戻ってうひゃうひゃ呑んでたとか、「辻善兵衛辻さん達と合流したとか、これ全部松井さんと行動一緒で最後は2人で巣鴨「もん家」で呑んでたというか寝てたというか・・・



ひとつ言えることは、今日一日ずーーーーっと呑んでたってコトです、まる
posted by つかさ at 23:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 酒祭り

2010年03月14日

マジカル・山口ツアー(その3)!

山口で呑んだくれてみたりする。


事の始まりは突然である。

その日、おなじみ私が日本酒プロデューサーを担当している四ツ谷「酒徒庵」にて、山口「東洋美人澄川会長さん、「オレンジページ」ブックス編集長の比留間さん、店長わびさびさん、副店長だんちょーさん、私、で呑んでいた。。


澄「萩はいいですよ。牛刺の寿司をつまみながらの一杯は最高ですよ



比・わ・だ・つ「よしっ、萩に行こうっ!」←全日空のCM



◆前記事:
 「マジカル・山口ツアー(その1)!(2010/03/12)」
 「マジカル・山口ツアー(その2)!(2010/03/13)」



前日、萩の「東洋美人澄川さんにお世話になった一行は次なる目的地、宇部へと移動。
昨晩「ゴリさんとヘベレケに呑んでも朝はちゃんと全員集合。
同行の料理研究家稲垣さんが車をてきぱき手配してくれたので、安心して朝食。
しっかり朝ごはんを食べたあとは、アソコに向かいましょ。



 貴「永山本家酒造」っ!




実はタイミングの良いことに、本日は「永山本家酒造」の蔵開き
近所の老若男女が蔵に集まってワイワイお祭り。
蔵に到着すると、集まってる集まってる。

ワイワイお祭りの横をすり抜けて、ゴリさんにごあいさつ。


ゴ「蔵の中を案内しましょ」

早速、蔵の中を拝見。

つ「造りは落ち着いたんですか?」
ゴ「いや、それがね。造りが終わると思ったら、キミ達なんでソコにいるの?」


キミ達なんでソコにいるの? キミ達なんでソコにいるの?



 わははは、どこに隠れてたんだい?



ゴ「しょうがないから麹米も買い増ししましたよ」


じゃぁ麹米も買い増しするか じゃぁ麹米も買い増しするか



げらげら笑ってると、右を指差し

ゴ「搾り場の近くに自分の部屋があるのってダメですよね」


右に圧搾機があって 右に圧搾機があって


左にはゴリさん部屋。


左にゴリさん部屋 左にゴリさん部屋



 呑んじゃうから!ホース直結して呑んじゃうから(笑



2階に案内してもらうと、、、
目の前には日本酒造りに重要な機械、、、


 トレーニングマシン(笑



トレーニングマシン トレーニングマシン




麹室に入ってカメラを向けると、ゴリさんがポーズをとってくれる。


名杜氏ゴリ 名杜氏ゴリ

名杜氏ゴリ 名杜氏ゴリ

名杜氏ゴリ 名杜氏ゴリ


ゴ「どう?(常きげん)農口さんっぽい?」

つ「あ、この間のNHKプロフェッショナル?見逃しちゃって」
わ・だ「自分達もお店にいたから見てないし」
比・稲「実は私達も見てなくて・・・」


ゴ「ダレも見てねぇのかよっ!」 ←日本酒好きとして失格




麹室のゴリさん 麹室のゴリさん

麹室を覗くだんちょー 麹室を覗くだんちょー




1階に下りて酒母室を開けてもらう。


酒母室 酒母室


酒母タンクを覗いて、ふと横を見ると


 酒母室を走り回る子供の姿っ?



蔵開きの参加者があっちこっちにいるのを忘れてました(汗



タンク群 タンク群


蔵内をウロウロする子供達を見ながら

ゴ「タンクの上にあがりたいけど、エラいことに・・・」

全「いいからっ!あがらなくていいからっ!」



搾り槽 搾り槽

立派な搾り槽を発見。

つ「おぉ、コレが貴の美味しさの秘密の・・・」
ゴ「あ、それ使ってない」



さーて、蔵内をぐるっとまわったら蔵開きに参加するぞー!


蔵開き 蔵開き


わいわい楽しそー
みんなバラバラになって単独行動。 ←団体行動がムリな人たち
でも後から写真を見ると誰かしら写り込んでる。



蔵開き 蔵開き

比留間さん発見!



蔵開き 蔵開き

わびさびさんだんちょー発見!



蔵開き 蔵開き

比留間さん発見!



あれ、ゴリさんドコ?
なんとゴリさん、餅搗きの準備ちゅー


ゴリさん餅搗きちゅー ゴリさん餅搗きちゅー

ゴリさん餅搗きちゅー ゴリさん餅搗きちゅー

ゴリさん餅搗きちゅー ゴリさん餅搗きちゅー

ゴリさん餅搗きちゅー ゴリさん餅搗きちゅー


隣で見ていただんちょー

つ「だんちょーもお餅搗いてよ」
だ「よーし、おとーさんがんばっちゃうぞー」

寒い中半そでTシャツになるだんちょー。(しかも酒徒庵Tシャツだし)


だんちょー餅搗きちゅー だんちょー餅搗きちゅー

だんちょー餅搗きちゅー だんちょー餅搗きちゅー


草餅のできあがりっ!


搗き立ての草餅 搗き立ての草餅



さーて、お酒をもらいに行こうかな、、、
飲み比べコーナーにむかうと、一行みんながコーナーお手伝いちゅー。


みんなでお手伝い? みんなでお手伝い?


比留間さん

比「見て見て、働いちゃった。」

お客さんから受け取ったお金を持ってにっこり。



比留間さんお手伝い? 比留間さんお手伝い?


 せめて働く時はお酒を手放しません?(笑




ちょいと座って休憩でもしましょかね。
ゴリさんのお父様がいらして、いろいろお話を聞かせてくださる。


社長のお話 社長のお話



つ「日本酒には甘い和菓子でしょ」

と言ったか言わないか(←間違いなく言ったよ)、肴はお汁粉。


肴はやっぱりお汁粉 肴はやっぱりお汁粉



楽しい蔵開きもそろそろお開きの時間。
蔵開き開き」って言わないですか、そーですか。


片付けゴリさんピース 片付けゴリさんピース


ゴリさんスマイル ゴリさんスマイル


 ゴリさん、ありがとうございました!


また東京にいらしたら遊びましょうね。



一行はタクシーで宇部空港に向かうことに。
比留間さんがにっこり笑って運転手さんに

比「運転手さん、行き先は、、、地獄まで!


 わははは、行かないからっ!



宇部空港に着いて、全員のチケットを受け取りにカウンターへ。
みんなのところに戻ると、、、

ん?だんちょーなに探してるの?


だんちょー、チケットは? だんちょー、チケットは?



わ「だんちょー、飛行機のチケットは?」
だ「えっ?」
わ「行きの飛行機で渡したじゃん」
だ「やべー、どっかになくしたー!」


 わびさびさん、あなたは鬼ですか?(笑




無事、だんちょーにチケットを渡して、あとは搭乗するのみ。
お土産をウロウロ見てると、稲垣さん

稲「つかささん、あっちに立ち飲み屋さんがあるよ」


 私とだんちょー、ダッシュ(笑



つ「楽しかったねー」
だ「店で着る貴ハッピも買ったし」


貴の法被姿のだんちょー at 酒徒庵 貴の法被姿のだんちょー at 酒徒庵



立ち飲み屋さんで獺祭東洋美人などなどを呑みながら、山口に別れを惜しむ。

さー、いよいよ搭乗ですよー
だんちょーと私はうひゃうひゃ呑みながらゲートに並ぶ人達を見ていると、みんなに引きずりだされる(笑 ←最後の最後まで呑み続ける2人

空「ポケットの中身をトレーに置いてください」

ポケットを探ると、、、


 蛸の粕漬が入ったタッパと宇部かま1本(笑



ちゃんとチェックを受けますよ ちゃんとチェックを受けますよ


さぁ、あとは東京までびゅーんだ。


 着くまで貴を呑むか! ←最後の最後の最後まで呑み続ける1人



空飛ぶ宇部かま 空飛ぶ宇部かま



離陸して間もなく、みんなお疲れでぐっすり寝てるので、一人で機内宴会。
肴は「酒徒庵」最凶料理人HJさんが「旅の友に」と作ってくれた蛸の粕漬と、「お土産じゃねぇのかよ」の宇部かま。



蛸の粕漬と機内酒 蛸の粕漬と機内酒




今回の山口ツアーはホント楽しかったです。
東洋美人澄川さん、「ゴリさんにも大変お世話になって本当に感謝してます。


 ありがとう、山口!

 また来るからね、山口!




富士山の上空 富士山の上空
posted by つかさ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

2010年03月13日

マジカル・山口ツアー(その2)!

山口で呑んだくれてみたりする。


事の始まりは突然である。

その日、おなじみ私が日本酒プロデューサーを担当している四ツ谷「酒徒庵」にて、山口「東洋美人澄川会長さん、「オレンジページ」ブックス編集長の比留間さん、店長わびさびさん、副店長だんちょーさん、私、で呑んでいた。。


澄「萩はいいですよ。牛刺の寿司をつまみながらの一杯は最高ですよ



比・わ・だ・つ「よしっ、萩に行こうっ!」←全日空のCM



◆前記事:
 「マジカル・山口ツアー(その1)!(2010/03/12)」




前日、あれほど呑んだにも関わらずみんな早起き。

澄「アソコのうどん、美味しいですよ」

澄川さんから伺ってたうどん屋さんに行こうかどうか迷ってるうちにみなさん集合したので、うどんは諦める。
さぁ出発!と思ったら、だんちょー

だ「あ、腕時計どこかに置き忘れた(汗」


 わははは、そんな時計はほっとけい!



無事に腕時計が見つかり、今日もお世話になる東洋美人号に乗り込み出発!

澄「この時間はちょうどシロウオ漁やってますよ」

東洋美人号を川辺に停めて降りると、、、



しろうお漁「四つ手網漁」 しろうお漁「四つ手網漁」



 おお、獲ってる獲ってる!



しろうお漁「四つ手網漁」 しろうお漁「四つ手網漁」


つ「ポン酢と箸を握り締めて川岸に立ってようかな」

と呟いたら東洋美人号に連れ戻される。



澄「さて、今から司くんのトコロに行ってみますか」


 つ、かさくん?


今注目されており、澄川さんとも親しい若き窯元さん、金子司さんのお宅に向かう。
工房に着くと、作業中の司さんが出迎えてくださった。

司「はじめまして、です」
つ「私もつかさです」

お互いの名刺を見て「おおおっ!」と喜ぶ。
作品をいくつか見せてくださって、

司「色塗るところ、見ます?」

と机に向かわれた。



金子 司さん 金子 司さん


 ええええ?オモシろーーい!



スポイトで数滴垂らしては台に軽くたたきつけて拡散させる独特な方法に、みんなビックリ。




司さん作品の蓋 司さん作品の蓋


司「もうひとつ作ってみましょうか」


独特な絵付け 独特な絵付け


司さん絵付け終了 司さん絵付け終了


工房の中をウロウロしだす一行、突然2階奥から

「わはははは」


と笑い出す声が響いた。
時間をおいて、また誰かが

「わはははは」



時間をおいて、また誰かが

「わはははは」



 なななななんだ?


気になって、2階の奥の薄暗い部屋を覗いてみると、、、


にょろにょろ にょろにょろ



「わはははは、なんだこれ?」



司さんの作品、茶室「種種(くさぐさ)」というらしい。

つ「こっちにわびさびさんの部屋があるよ」

部屋でキノコを栽培してるとウワサ(笑)のわびさびさんを呼ぶと、

わ「わはははは、ホントだ」


 ホントなのかよっ!




みんな気に入った司さん作品を購入。
私も「お土産よろしく」と催促してる親に、茶碗と盃を送りつける。


司さん作の茶碗と盃 司さん作の茶碗と盃
※後日、親から送られてきた写真



 司さん、東京にいらしたら遊びましょう!



あっという間にお昼時。
今日も澄川さんオススメの絶品をいただく予定。
東洋美人号が着いたお店は割烹「千代」。


割烹「千代」で迎えてくださる女将さん 割烹「千代」で迎えてくださる女将さん



個室に通され、地ビール「ちょんまげ」で乾杯。
東洋美人号を運転される澄川さんはお茶をズズズっ。←恩知らずな連中
夕方から車を運転する予定のだんちょーもお茶で我慢してください。←いぢめ



真ふぐの煮こごり 真ふぐの煮こごり

真ふぐ刺 真ふぐ刺


わびさびさん

わ「ふぐ刺、箸でザっと取っていい?ザっと!」

大喜び。



真ふぐの唐揚 真ふぐの唐揚


だんちょー

だ「写真撮ってTAKEさんに送りつけようかな」

※TAKEさん:残念なことに今回不参加の酒徒庵スタッフ。


わ「ヤメた方がいい!TAKEさん本気で怒るからヤメた方がいい!」



真ふぐの茶碗蒸し 真ふぐの茶碗蒸し


澄川さん

澄「ココ、さば寿司も有名で美味しいんだけど、今日は無いんだって」

全員「大丈夫、また次回ってことで」


 次回って?(笑



真ふぐ握り 真ふぐ握り

デザート デザート



真ふぐで満腹という超贅沢を味わったあと、再び走り出す東洋美人号
向かった先は、萩の蔵元。


 長陽福娘「岩崎酒造」



専務の岩崎さんが迎えてくださる。

岩「さっそく蔵にいきますか」


釜場 釜場

酒母室 酒母室

岩崎さんと麹室 岩崎さんと麹室

ヤブタ式圧搾機 ヤブタ式圧搾機

タンク タンク

醗酵中のもろみ 醗酵中のもろみ

調合タンク 調合タンク


調合タンク、ばかでかっ!



岩崎さんと澄川さん 岩崎さんと澄川さん

試飲用のお酒を準備くださる岩崎さん澄川さん


 ちっとは自分たちも動けよ!




まだまだ仕込みでお忙しそうだったので早々に引き上げることに。


 岩崎さん、ありがとうございました!



萩観光を続ける一行。
萩藩主の3代、5代、7代、9代、11代毛利氏が眠る黄檗宗「東光寺」。


澄川さんとわびさびさん at 東光寺 澄川さんとわびさびさん at 東光寺


澄「萩のお土産買います?」


 もちろんですもちろんです!


澄「自分が大好きな蒲鉾屋さんに連れていきますよ」

大草章弘商店」に連れていってくださる。
みんなで名品「板魚」を購入。
早く帰って、コイツで東洋美人をクイっとやりたい。


澄「甘いお菓子なんか興味あります?」


 もちろんですもちろんです!


 dancyuで「日本酒にはチョコと羊羹」って答えたくらいです(笑



萩は夏みかんが特産品らしく、夏みかんのお菓子を売ってるお店は並ぶが、中でも澄川さんオススメの「光國本店」に向かう。

夏みかんの皮の砂糖菓子「萩の薫」や、夏みかん丸々1個をくりぬいて中に夏みかん羊羹を流し込んだ「丸漬」などを買い込む一行。

だ「甘いお菓子かぁ・・・まぁ一応見てみるかな」

と言ってただんちょーが一番大きい袋を持ってニコニコ笑顔ってどういうこと?(笑




 「えーーーーーっ!」


ん?料理研究家の稲垣さんがなにやら外で悲鳴をあげてるぞ。

つ「どうしたんですか?」
稲「このポリ袋に詰まってる夏みかんの中身捨てちゃうんだって!」

萩の薫」「丸漬」では皮だけを使うため、くりぬいた果実の部分はポイっと捨てちゃうんだとか。

店「くりぬいた直後で新鮮だったらあげるんだけど、コレ1日経っちゃってるから」

タイミングがよければ、お客さんや店前を通りかかった修学旅行の学生さんなどが喜んで持っていくらしい。



ひととおりお土産を紹介していただき、そろそろ萩を離れなければならない時間。
最後に、澄川さんが取っておきの場所に連れていってくださるとか。

東洋美人号を走らせ、山の奥へ奥へとぐんぐん上っていく。

澄「萩を一望できる、秘密の場所ですよ」


萩を一望 萩を一望



 うわーーー、最高の眺めっ!



澄川さんがご一緒じゃないと絶対に行けない場所に連れてきてくださり、本当にありがとうございました。
お忙しいなか、私達のわがままにつき合わせてしまい申し訳ありません。
また萩に来ますので、その時もよろしくお願いします。


 澄川さん、ありがとうございました!




澄川さんにお礼を告げて別れた一行は、だんちょーが運転するレンタカーに乗り換えて次なる目的地へと向かう。


 宇部に向けて出発っ!



途中の道の駅でちょいと休憩。

つ「卵おいしそー」

だんちょーと2人でゆで卵をモグモグ食べてると、稲垣さん

稲「つかささんってホントによく食べるんですね」
つ「そういう風に改造されましたから」


道の駅でのだんちょーさん 道の駅でのだんちょーさん


 なんですか?その笑顔



道の駅でわびさびさんが何かを探してる。

つ「おみやげ?」
わ「HJさんへのおみやげの激辛グッズがみあたらない」

※HJさん:酒徒庵の最凶料理人


 なんで激辛?



しばらく車を走らせると、予定通りの時間に宇部に到着。
宇部に着いたら真っ先にやらねばならないことがある。
近くのお店に買いに行く。「宇部かま」を。
萩の日本海蒲鉾と、宇部の瀬戸内海蒲鉾の食べ比べするぞー!


さて、本日の宴会場所に向かいますか。
今日はあの人と呑みますから。


 「貴」永山さん!通称ゴリさん!



ゴリさん、一行のメンバーを聞いてなかったらしく、

ゴ「わびさびさん、だんちょーさん、稲垣さん、比留間さんにつかささんって、、どんな組み合わせ?」



稲垣さん、ゴリさん、比留間さん 稲垣さん、ゴリさん、比留間さん


さぁさぁ呑みましょう!



刺身盛 刺身盛

天ぷら盛 天ぷら盛

あら煮 あら煮

恐怖の天ぷら男 恐怖の天ぷら男


 こわいから、わびさびこわいからっ!




 宇部の魚もさいこーっ!



大森「吟吟」が宇部の魚に拘るのがすごくわかる。
で、あっという間にゴリさんが持ち込まれた「」を呑み干し、さらにお店の「」も呑み干す。
ゴリさん

ゴ「どんだけ呑むんだこいつら」

と絶句。

勢いついて「よーし、もう1軒いっちゃうよーん」

とお店を出たところを、車で待ち構えていたゴリさんのお父様ゴリさん捕獲。


 わははは、明日は蔵開きで忙しいから仕方ないですね。


連れ去られるゴリさんを見送り呑み続ける一行。



ところで、、記憶が無いのですが。
今朝、萩のうどん屋さんに行けなかった私は

つ「うどん食べる〜!屋台でうどん食べる〜!」

と叫びながら四股を踏んでいたらしい。



屋台の前で私と共に四股を踏むだんちょー 屋台の前で私と共に四股を踏むだんちょー




山口の夜は想像以上に長いぞ・・・
posted by つかさ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

2010年03月12日

マジカル・山口ツアー(その1)!

山口で呑んだくれてみたりする。


事の始まりは突然である。

その日、おなじみ私が日本酒プロデューサーを担当している四ツ谷「酒徒庵」にて、営業が終わった後、とある方達と朝まで呑んでいた。

その方達とは、山口「東洋美人澄川会長さんと「オレンジページ」ブックス編集長の比留間さん
迎えるは店長わびさびさん、副店長だんちょーさん、私、のチーム「酒徒庵」。


澄「萩はいいですよ。美味しい食べ物がたくさんあるし」
わ「やっぱりお魚ですか?」
澄「牛ですよ牛!牛刺の寿司をつまみながらの一杯は最高ですよ



比・わ・だ・つ「よしっ、萩に行こうっ!」←全日空のCM




数日後の早朝、羽田空港に全員集合。
わびさびさんだんちょーさんは絶対に遅れると思ったら私よりも早く着いてるし(笑
比留間さんと、「おかずおつまみ」著者の料理研究家稲垣さんとも合流。


みんなで山口にレッツラゴーっ!


コイツでびゅーん コイツでびゅーん



 〜 びゅーん 〜



萩・石見空港に降り立つと、あの方が迎えてくださった。


 「東洋美人」澄川会長さんっ!



澄川さん、よろしくお願いします。


「おぉっ、東洋美人号だ!」

みんなで喜んで写真をバチバチ撮ってると、澄川さん

「車がそんなに珍しいですか?」

と大笑い。


東洋美人号 東洋美人号


早速みんなで、しばらくお世話になる東洋美人号に乗り込む。


前日まで大雪だった萩にはまだ雪が残っている。
まず向かうはもちろんあそこ。



 「東洋美人」澄川酒造場!



蔵に着くと、こんな方とか

東洋雪美人 東洋雪美人


こんな方に


東洋美犬 東洋美犬


出迎えていただく。


しばらくすると、東京でもよくお会いする澄川社長さんがいらした。
早速、蔵内を案内していただく。


まずは、この時期フル稼働の洗米機。


洗米機 洗米機


そして釜場。


釜 釜


もちろん麹も。


麹 麹



麹 麹



保温用のヒーター設備は自家製。
ヒーターの周りを透明板で囲んで使い勝手が良さそう。


特製ヒーター 特製ヒーター


ヒーターと麹蓋との間に棒を挿して隙間を作り、温度や空気の流れをコレで調整するというのは会長の発案とのこと。


調整のアイデア 調整のアイデア


お、興味深いモノ発見!


ヒグチモヤシ ヒグチモヤシ



タンク場には会長の「」の書が掲げてある。
酒は人の心で造るという信念の一文字。


会長の字・心 会長の字・心



もちろんところどころに酒母も製造中。


酒母 酒母



タンク群 タンク群



だんちょーが圧搾機を見て

だ「コレっていわゆるヤブタってヤツですか?」
つ「いや、ヤブタよりもゴツいから・・・」

NSK圧搾機ですね。


圧搾機 圧搾機


槽もゴツいし底が深い。
落ちたらただごとでは済みません。


槽 槽


貯蔵庫 貯蔵庫



家の中に戻り、澄川社長さんが試飲用のお酒をご準備くださった。


澄川社長さん 澄川社長さん


焼き物の町、萩だけに器を自由に選んでの試飲は、お酒そのものの味のみならず器との相性も楽しめる。



東洋美人 東洋美人



ひととおり蔵を案内いただき、まだ造りの最中でもあるのでこれで引き上げますかね。
蔵人さんみなさまでお見送りにいらしたので記念写真をパチリ。


東洋美人の蔵人さん 東洋美人の蔵人さん



東洋美人」のみなさん、ありがとうございました。
でも会長さんはもうしばらくお借りしますね(笑



というわけで、東洋美人号に再び乗り込む。
時間はちょうどお昼時。
澄川さんがお近くの「丹吾亭」にご予約を入れてくださっていたので、そちらに向かう。


お昼御飯 お昼御飯


 うまーーーいっ!



もちろん完食 もちろん完食


なんと全部澄川さんがご馳走なさってくださった。



 ご馳走様です!



お昼をご馳走になった後は、澄川さんにご案内いただく超贅沢な萩観光。
萩は椿が有名とのことで、笠山椿群生林に向かう。


椿群生林を散策する澄川さんと比留間さん 椿群生林を散策する澄川さんと比留間さん


笠山椿群生林 笠山椿群生林


 自然ってすげーっ!



ふと視線を感じて振り向くと、、、、


人面椿 人面椿


 自然ってすげーっ!



遊歩道の脇に干物屋が出てたので軽く眺めてると、なにやら背後に気配が、、、



あ、干物屋さんの親分 あ、干物屋さんの親分

目ドコ? 目ドコ?



途中、海岸沿いを歩くと、地元の方がなにやら海藻を採ってるのを発見。
食材に目ざとい料理研究家の稲垣さんが、それを見たとたんダッシュ!(笑



海藻採りに興味津々 海藻採りに興味津々




次に向かうは笠山山頂。

澄「このポッコリ窪んでるのが噴火口跡なんですよ」


笠山山頂の噴火口跡 笠山山頂の噴火口跡



 自然ってすげーっ!



澄「萩の城下町を散策しましょうかね」

東洋美人号から降りて趣のある町並みを歩く一行。

つ「酔っ払って歩いたら脇の水路に落ちるね、特に比留間さん!」
比「っていうかむしろ自分からわーいって飛び込む!」


 比留間さんのキャラ、確定(笑



飛び込み禁止! 飛び込み禁止!




そんな水路を眺めてると、だんちょー

だ「つかささん、人面!人面!」


人面魚 人面魚


オマエ、最近見ないと思ったらココにいたノカー。




その後も、澄川さんが萩の町を案内してくださり萩観光を堪能。
あっという間に時が経ち、萩が暗くなった頃、


澄「さて、そろそろ食事にしましょうか」


いよいよ萩の夜を愉しむ時間がやってきた。
澄川さんがご用意くださったお店は、お知り合いの地産謹製料理とおいしい地酒「MARU」。


刺身盛 刺身盛


合わせるお酒はもちろん萩の地酒。


萩の地酒セット 萩の地酒セット


東洋美人長門峡宝船長陽福娘八千代といった萩の地酒を全て味わう。



 刺身、うーーまーーーいっ!
 ノドグロ、うーーまーーーいっ!
 金太郎、うーーまーーーいっ!




ふくの白子 ふくの白子


澄「萩はシロウオも有名なんですよ。踊り食いいっちゃいます?」


 いっちゃいます、いっちゃいますっ!



シロウオの踊り食い シロウオの踊り食い

キミたち、写真がブれるから止まりなさい! ←イヤだそうです


 シロウオ、うーーまーーーいっ!




澄「ココのたこつぼが大好きなんですよ」


なんですか?たこつぼ?


たこつぼ たこつぼ


萩焼壷の中には特製ソースで和えたタコ。



 たこつぼ、うーまーーーいっ!




MARUのてづくりとうふ MARUのてづくりとうふ


 おとうふ、うーまーーーいっ!




澄「あとね、レバカツも美味しいですよ」


レバカツ レバカツ


 レバカツ、うーまーーーいっ!




澄川さんが「MARU」店長小祝さん

澄「アレ、入ってる?」
M「ほんの少しだけ」


見島牛の刺身 見島牛の刺身


 出たっ!今回ツアーの目的の牛刺っ!



たった2種しかいない純粋な日本在来牛であり、萩沖の見島で飼育されている天然記念物の見島牛。


 そんな牛のお刺身ですよーっ!



もちろん合わせるお酒は「東洋美人」セット。

澄川酒造うでだめしセット『6種類』
・MARUの酒
 当店のスタンダード。飲みあきしないMARUの基本酒。
・純米超辛口+15度
 スッキリですがキッチリ味もあります。燗酒も適応。
・純米吟醸山田錦
 ふくらみがあり、さばけが良い。まさしく東洋美人の方向性を示す酒。
・純米吟醸雄町
 洞爺湖サミットで飲まれた日本代表酒。
・純米吟醸愛山
 華やかな香りと共に巾と奥行きを感じる酒。
・本生酒槽垂れにごり酒
 今まで蔵元でしか飲めなかった秘蔵酒。

※お酒の説明:MARU




見島牛刺とシロウオと東洋美人 見島牛刺とシロウオと東洋美人



 なんだ?この罪悪感(笑 ←東京のみなさまゴメンナサイ




さらに出てくる出てくる。
その見島牛とオランダ産ホルスタインをかけあわせた見蘭牛のステーキ。
※見島と阿蘭陀で見蘭牛


見蘭牛ステーキ 見蘭牛ステーキ



 東京のみなさまゴメンっ!




口をサッパリさせましょうか、と出てきたのは飯寿司(いずし)。


飯寿司 飯寿司


 飯寿司、うーまーーーいっ!



そして、〆にはコイツ。
このブログ冒頭の澄川さんのセリフ、

澄「牛ですよ牛!牛刺の寿司をつまみながらの一杯は最高ですよ

を実現させます。


見蘭牛寿司 見蘭牛寿司


 お読みのみなさま、泣くがよいっ!(笑




散々呑み食いしたあとは、澄川さんのお知り合い國本さんのバー「YOU工房

つ「まだ呑めます?」
比「今日はまだワインのスペースが」
つ「シェリーが好きなんですけど・・・」


比「すみませーん!シェリー1本!」


アモンティヤード1本を比留間さんと私で飲み干す(笑

さらにその後、稲垣さんが「飲みたーい!」と騒ぐのでもう1本追加。



山口の夜は想像以上に長いぞ・・・
posted by つかさ at 23:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む