2007年08月29日

辻 寛之さん!

巣鴨で呑んでたりする。

ホゲーっとしてたら携帯が鳴った。


「辻善兵衛」辻さんっ!


なんじゃなんじゃ?
電話に出てみると


「今日、巣鴨に行ってもいいですか?」 ←池袋あたりに住んでるかのように軽く

「今日っ?」


てなわけで巣鴨で辻さんと呑むことになった。
先日の「辻善兵衛 蔵元交流会」の事もあるので、チョウゲン坊店長竹口さん

「今日、辻さんと一緒に呑みませんか?」

とお誘いすると


「今日っ?」


そりゃムリですよね(^^ゞ
もん家茂樹さんにも連絡すると「できたら後で合流」という事に。


巣鴨で呑む店となったらまずはアソコだな。

 「KUSHIKOMA 井こし

井越さんに電話して

「今日2名で予約したいんですけど」
「はいよー、誰と来るの?」
「辻さん」

 ドガダンっ ←電話が落ちる音


「今日っ?」


てなわけで「KUSHIKOMA 井こし」で辻さんと2人でしっぽり呑むことになった。


先にお店に入り、「御予約」席で辻さんからの連絡を待つ。
ホゲーっとしてたら携帯が鳴ったので巣鴨駅までお迎えに。
辻さん連れて「KUSHIKOMA 井こし」に戻ると、既に遅い時間なのでお客は常連さんのみ。

「美味しいお酒があるので、最初はそれでいいですか?」
「はい」
「すみませーん!辻善兵衛くださーい」

辻善兵衛「槽口直汲み 雄町」純米吟醸生原をいただく。

「コ、コレっていつの出荷ですか?」
「3月ですね」

だってまだピチピチ活きてますよ、コレ。
本気(マジでなくホンキと読む)で美味い。

辻さんに解説していただくと、このお酒の出荷分全ての搾りから瓶詰めまでを1日で行う。
通常は2人で作業されるのだが、この時ばかりは別部署から手を借りて4人で作業を行うそうだ。


隣に座ってた常連K田さんが辻さんにいろいろ質問される。

「世は満続って、アレはどんな位置付けなんですか?」

世は満続」は、その年の最も自信作である純米吟醸に名付ける銘だそう。
なので米や酵母等の詳細が毎年違う。
さらに春の「世は満続」と秋の「世は満続」があり、瓶の色も違う。
(春は茶色、秋は緑色)
この「ヨワマン」、見つけたら無条件で呑みましょう!
※ウチの冷蔵庫にも昨年秋ヨワマン眠ってるな、そういや


いやぁ2人でしっぽり呑むと、普段よりさらにディープな話が聞けます。


遅い時間に常連H本さんがご来店。
この方、いつもは他で呑んだ後、「KUSHIKOMA 井こし」で〆の焼酎を飲まれるのだが。
みんなから

「良い酒あるからそれ呑めそれ呑め」

と勧められ、キョトンとしながら辻善兵衛を召し上がる。
ここで辻さんを紹介すると

「え゛ーー、もしかして土曜からずっとこっちに居るんですかーー?」

酒くれ!読まれて「辻善兵衛 蔵元交流会」の事を存じていた様子。


でも土曜からずっとは居ませんっ! ←もしかしたら居たのかも


さて、巣鴨といえばもう一件行かねば。
遅い時間だったが「もん家」に電話する。

「すみません、まだ入れます?」
「辻さんと一緒ですよね、大丈夫ですよ」

あれ?茂樹さんか?

「えっと…どなたですか?」


「先にあんたが名乗れよつかささんっ!」


そりゃそうだ(^^ゞ


辻さんと「もん家」に向かう。
店内は既にお客数名…ていうか身内のみ。


「2人とも土曜日なんで来なかったの!待ってたのに」

女将さんに怒られたので、


 ム、ムリっす


辻さんと2人で頭を下げて謝る(笑
そんなこんなで時間も時間だったので、一杯ずつ呑んで外に出ると小雨がさらさら。
私と辻さん、1つの傘に収まり仲良く深夜の巣鴨へと消えていったのであった・・・



しばらくの間は辻さん巣鴨で見かけると思います(笑 ←うそ



◆追記(2007.08.30)

辻さん、楽しい巣鴨の夜をありがとうございました!

お礼に、この2人にお酒を宣伝していただきます。
キャンギャルよりも効果あります(笑


 「女神ーズ!」(おかみーず)、辻善兵衛をアピーるっ


女神ーズ


巣鴨「もん家女将さん & 大塚「串駒女将さんの貴重な2ショット。
美しいです。
しかも「串駒」女将さんに、私の「辻善兵衛」法被を羽織らせて「辻善兵衛」雄町持たせちゃってます。


周りが

「このお2人を並べて宣伝に使おうなんて、、恐れ多くてつかささんじゃなきゃ出来ないですよ〜」

はい、私もシラフじゃ出来ませんから(笑
posted by つかさ at 23:06| Comment(8) | TrackBack(0) | 井こしで呑む

2007年08月25日

辻善兵衛 蔵元交流会!(本編)

蕨で呑んでたりする。

酒くれ!でお馴染み、栃木の銘酒「辻善兵衛」

先日、16代目辻寛之さんと話をしてた時

「8月あたりに2人で呑みましょう!」

てなコトになった。

また、蕨の居酒屋「チョウゲン坊」店長の竹口さんと話をしてた時

「8月あたりに2人で呑みましょう!」

てなコトになった。

それって併せた方がオモロいじゃん!と2人に話を持ちかけて、、、


チョウゲン坊」にて「辻善兵衛 蔵元交流会」をやるコトとなった(笑


今回の目論見は「辻善兵衛という酒を知ってもらう」ことだ。
なので、「ヘビーな日本酒ラー」よりは「日本酒に興味がある人」を対象に参加を募ってみた。
開催日までに何度か「チョウゲン坊」に足を運び、竹口さんと「当日のお酒」や「お酒の順番」などの打合せをする。 ←うそ、ただ呑みに通っただけ

そして、会の当日。
開始時間より1時間ほど早めに蕨へと向かう。
途中で携帯に辻さんから電話が。

「今、ホテルに着いたのでこれからお店に向かいます」
「私もあと5分でお店に着きますよ」
「はやっ!」

そんなこんなで辻さんに笑われながらお店に到着。


チョウゲン坊入り口


 文字でかっ!


竹口さんにご挨拶すると

「よしおさんという方がもういらしてますよ」


 はやっ!


お座敷で1時間もボーっと待たせるのは可哀相なので、こっちで一緒にビールでも飲みましょうとボックス席に引っ張り出す。
ビール飲みながら竹口さんと最終打合せでも、という時に辻さん登場!
辻さん竹口さん、私、なぜかよしおさん(笑)で打合せ。

「お酒の順番はこれでいいですかね?」
「出すタイミングはどうします?」
「挨拶は誰がどうします?」
「まずは大ボスのつかささんが開会挨拶してください」


 い、いつから大ボス?(笑


そんなこんなでボチボチ参加者も集まりだしたので会場のお座敷へと移動。
最初は20名限定で、という話だったが、参加希望者が多かったため2部屋をぶち抜いて大宴会に変更した。
そりゃもう辻さんはハッピ着て、私は前掛け締めて気合も入るさ。

さぁ、ぼちぼち始めますかね。

「みなさん、こんばんは〜!」

最初に私が挨拶させていただき、竹口さん、そして辻さんにご挨拶と乾杯の音頭を取っていただく。


辻さんのご挨拶 辻さんのご挨拶。左は竹口さん。


参加者との会話が進むと、今日はあちこちから来られてるのが判明。
埼玉はもちろん、横浜、横須賀、千葉、巣鴨(笑)、中には辻善兵衛蔵まで車で20分という茨城からも!

そして年齢層も多様。
22歳若者から75歳ご年配の方まで。

総勢30数名でワイワイ盛り上がってます。
辻さん、あっちのテーブル、こっちのテーブルと大忙しです。

とある参加者が

「辻善兵衛さんって若い方でビックリ。70歳くらいの人かと思ってました


善兵衛さんとか九平次さんとか酔右衛門さんとかそう思っちゃうわなっ(笑


本日のお酒は6種。
各種出す度に辻さんがそのお酒を詳しく解説してくれるが、これが参加者には大好評。
辻さんの熱意がみなさんに伝わってます。


辻さんによるお酒の解説 辻さんによるお酒の解説


中でも本日の目玉、限定千本「辻善兵衛 九十九麹(Tsukumo Kouji)」。
※以前は「桜川 全麹」(さくらがわぜんこうじ)というお寺のような名前(笑

ツクモ コウジ」という芸能人の名前のような(笑)このお酒は、サスガにみなさんビックリ。

「日本酒?コレ」


 辻さん、ニヤリと勝ち誇る(笑


九十九麹の解説 九十九麹の解説



本日の仕込水ももちろん「辻善兵衛」。
辻さんがこれまた丁寧に

「和らぎ水と言って、日本酒と一緒に飲んでください」

と解説してくれる。
みなさんフムフムと真剣に話を伺う。
ここで私、つい知ったかぶって辻さん

「この仕込水は地下500mから汲み上げてるんですよね?」

と振ったら、辻さん


「500m掘ったら温泉出ますからっ!」


オモシロいです、辻さん! ←「アンタがな」と返されますな
※地下50mです(笑



辻さんや参加された方と酵母の話になる。

「M−310酵母のMってなんですか?」

参加者から尋ねられ

「M酵母って松の寿でよく使われてるから、松井さんのMでは?

と、日本最大の嘘をついてみる(笑 ←だからみんな私の話を信じないのだよ

辻さん、笑いながらすかさずフォローして

「M−310は茨城の酵母で、310は水戸の意味なんですよ」 ←ホントらしい

これにはみなさんビックリ!


M酵母は茨城県水戸市「明利酒類株式会社(代表銘柄:副将軍)」のM(明利酵母)ですね(^_^ゞ



さて、そろそろ恒例「蔵元グッズじゃんけん大会」でもしましょかね。
今日は辻善兵衛前掛けを2名様にプレゼントです。
これはみなさん欲しいぞ。


辻善兵衛の前掛け 辻善兵衛の前掛け



今日は私からもプレゼント出します。
この時に辻さんから教えてもらって以来、トリコになってしまった調味料。

 よっちゃんなんばん

これを、優勝を逃した2名様に差し上げましょ。


よっちゃんなんばん よっちゃんなんばん


まず1人目。
前掛けを勝ち取ったのは・・・
今日の会の宣伝部長っ!


 身内が取っちゃダメぢゃん(ToT) ←でも絶対手放してくれない


まぁ、宣伝に頑張ってくれたのでご褒美としましょか。
2人目はご年配の方だったのでちょっと安心。
これがチーム巣鴨のメンバーだったりしたら辻さん怒って暴れちゃうよ。
コンビニにマジックを買いに行かされ、前掛けに辻さんのサインを書いてもらったりもうやりたい放題。
この前掛けを前からひたすら狙い続けてる板前大坂さん、残念でした(^^ゞ

宴も盛り上がり、そろそろ閉会のお時間に。
本日のお酒をズラリと並べ、辻さんと記念撮影。



【酒くれ!動画】(00:39)


参加された女性客達から「2ショット撮って〜!」とモテモテ!
※動画の掲載にあたり、こちらのお客さんの承諾は得ておりますが、辻さんの承諾は得ておりません(笑



 辻さん、モっテモテです(笑


辻さんと本日の酒 辻さんと本日の酒


余ったお酒は希望者にプレゼント。
辻さん竹口さん、太っ腹です。


今日はほとんどの参加者が

「辻善兵衛を呑んだことがない」
「辻善兵衛を知らなかった」

だったが、みなさん感動して帰られたようで目論見通りの結果となった。
これは辻さんの日本酒への熱意の証であり、竹口さんの日本酒への愛情の賜物である。

参加者の方々、ありがとうございました。
また機会がありましたらぜひご参加ください。

辻さん竹口さん、お疲れ様でした!


◆本日の酒
桜川 大吟醸「山田錦」(火入れ)
辻善兵衛 純米大吟醸「山田錦」(火入れ)
辻善兵衛 純米大吟醸「九十九麹」(火入れ)
辻善兵衛 純米吟醸「雄町」(火入れ)
辻善兵衛 純米吟醸「無濾過中取り」(生)
辻善兵衛 純米(火入れ)



◆ちょっと続き・・・

この後、辻さん竹口さん、板前大坂さんと4人で朝までお疲れ様会。
途中、辻さん

「松井さん(松の寿)が西荻窪で呑んでるらしいですよ」
「東京にいらっしゃるの?よし合流するぞ!M酵母で大嘘ついたの謝らねば!」


 「いや、ここ東京じゃなくて埼玉だから!」


と、みんなに阻止される(笑
松井さんからも直接電話があって阻止される(笑
posted by つかさ at 23:27| Comment(18) | TrackBack(0) | 酒くれ!企画

2007年08月15日

辻善兵衛 蔵元交流会!(告知)

酒くれ!からのお知らせだったりする。

酒くれ!でお馴染み、栃木の銘酒「辻善兵衛」


 『16代目辻 寛之さんを囲む会』に参加しませんかっ!


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名称:『辻善兵衛 蔵元交流会』

日時:2007年8月25日(土曜)

時間:19:00〜22:00

場所:旨い酒 Dining「チョウゲン坊」
    埼玉県蕨市塚越1-4-2
   Tel:048-445-8025
   最寄駅:京浜東北線「蕨駅」徒歩30秒

会費:5千円/1名

参加方法:私かお店にご連絡ください。
 (ページ左上プロフィール欄に私宛メールアドレス載ってるよん)
 お店にお電話の場合は「8月25日辻善兵衛の会に参加したいのですが・・・」とお伝えください。

参加資格:20歳以上で、お車でご来店なさらない方

予定酒:
・桜川(大吟醸)
・辻善兵衛「九十九麹」(純米大吟醸)超限定品
・辻善兵衛(純米大吟醸)山田錦
・辻善兵衛(純米吟醸)雄町
・辻善兵衛(純米吟醸)無濾過中取生
・辻善兵衛(純米)


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お酒はもちろん「辻善兵衛」「桜川」の大吟醸やら純米大吟醸やら純米吟醸やら、なんと6種を呑み放題。
しかも今回1タンクのみの特別酒もご用意いたします。


「酒くれ!の会とかに参加したいけど、巣鴨って遠いんだよなぁ」

とお嘆きの蕨(わらび)近辺のアナタ。
美味しい辻善兵衛とオモシろい辻さんに逢えるチャンスですよ。



辻善兵衛の前掛



辻善兵衛 蔵元交流会!(本編)」(2007/08/25)」
posted by つかさ at 23:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 酒くれ!企画

2007年08月08日

浅間山を醸す!その2

群馬に行ってみたりする。

思わず「うまっ!」と呟いてしまった群馬のお酒「浅間山」
その美味しさの秘密を探るべく、


 群馬県吾妻郡の蔵元に来ましたっ!


まず最初に


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


浅間酒造観光センター併設蔵を櫻井さんに案内してもらった


浅間酒造観光センター 浅間酒造観光センター



櫻井さん

「次は浅間山を造ってる蔵に行きましょうか」

浅間酒造観光センター併設第二蔵は主に地元酒「秘幻」を造り、櫻井さんが立ち上げた新銘柄「浅間山」は車で5分程離れた本社蔵で造られる。
もともとは本社蔵だけだったが、数年前に第二蔵を増設したそうだ。
櫻井さんの車に乗せてもらい本社蔵に向かう。


蔵内に入ると


減圧蒸留機 減圧蒸留機


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


ななななんだ?なんだ?
焼酎の蒸留機?

実は、浅間酒造の米焼酎「ぎん」等もココで造られるそうだ。
日本酒蔵では見かけない光景にちょっとワクワク。


「それからワインもココで造ってるんですよ」
「ワインと日本酒を同じ場所で造っても問題無いんですか?」
「一応タンク同士は距離置いてるので、今のところ問題無いですね」



第二蔵同様、気圧の問題で釜が特殊。
こっちのは釜全体に圧力をかけるタイプらしい。
圧力鍋の原理ですな。

釜 特殊な釜



麹室で櫻井さん、丁寧に麹造りのお話をしてくださる。
麹米を乾かす時に溝を入れて表面積を多くするだとか、空気と水と黄麹菌の複雑な関係だとか。

麹室 麹室



酒母(もと)を造る小さいタンク。
酒母造りについては、、、
松の寿若葉さんの「蔵元若葉印 酒造りの工程」を参照ください(笑
若葉さーん、またまたヨロシクっ(^o^)/

酒母タンク 酒母タンク



「あぁ、やっぱりこのタンク群を見ると落ち着きますね」

と言うと

「みなさんそう言います。アッチ(第二蔵)が特殊ですからね」

タンク タンク



階段上がってタンクの上部を案内くださる。
櫻井さんが後ろ向いてる間に、エィっ、パチリっ

タンク上部と櫻井さん タンク上部と櫻井さん



おなじみヤブタ。
間の仕切り板1枚の値段聞いてビビる。

ヤブタ式圧搾機 ヤブタ式圧搾機



櫻井さんが修行先「出羽桜」から戻ってきて、真っ先に取り組んだのが貯蔵庫造り。

「酒は生モノ。肉や魚同様、腐った酒、つまり老ねた酒を売ってはならないので貯蔵が大切なんです」

櫻井さん、とある部屋の前でそんな話をされ、

「もともと違う用途の部屋を貯蔵庫に改造したんですよ」

と扉を開けると


貯蔵庫 貯蔵庫


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


ス、スゴいです。
貯蔵庫の中は常にマイナス5度。
足元には氷が張ってます。
サ、サムいです。



ところで・・・
浅間酒造では、3酒類の仕込水を使い分けるそうだ。
それぞれの水源地から4tタンクローリーに詰めて持ってくる。
会長(祖父)お気に入りの水源、社長(父)お気に入りの水源があるとか。
蔵をひととおり案内してもらった後、

「水源地に行ってみます?」

と、櫻井さんの車でバウーっと山奥へ向かう。


水源と黒いパイプ 水源と黒いパイプ


「元栓開けてきますね」

櫻井さんが山奥に消えていく。


黒いパイプ口(流水前) 黒いパイプ口(流水前)


しばらく経つと、突然黒いパイプの先から水がズボボボボボーっ!


黒いパイプ口(流水中) 黒いパイプ口(流水中)


わはははっ、手にすくえる水量じゃないス(笑 ←水圧で川に流されます


元栓閉めてチョロチョロになったところを手にすくって一口。
まさに昨晩呑んだ「秘幻」の味!



観光センター第二蔵に戻ると、

「たぶん今後もう呑めない普通酒、試飲してみます?」

と蛇の目を差し出してくれた。
一口クイッ。


 ふつう…しゅ???


ハチミツを溶かした水のような甘味。
実は1タンクだけアミノ酸が異常値になってしまい製造を中止したが、その後も発酵が進み偶然できてしまったとか。

「まるで貴醸酒ですね、コレ」
「でしょ?でも記録取ってないので二度と造れないんですよ」

うーん、残念。
でも呑めてラッキー。



櫻井さん、お忙しい中ありがとうございました!
昨日の「結人」柳澤さんとはタイプが違えどお2人とも苦労なさっており、それがバネになって美味しい酒造りに活かされてるんだなぁと感心しました。


 これからも「浅間山」楽しみにしてますっ!


草津節 前夜に呑んだ「秘幻 草津節」純米


浅間山 帰ってきて呑んだ「浅間山 しゃくなげ酵母」純米吟醸
posted by つかさ at 23:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

浅間山を醸す!その1

群馬に行ってみたりする。

昨日結人」蔵元に伺った後、草津方面に移動し温泉宿で一泊した。


露天風呂 露天風呂


半混浴の露天風呂は貸切状態。
そりゃもう延々浸かって体内の毒を抜こうと思ったら体内の酒が抜ける。

朝食に納豆が出たが、事情を話して手を付けずごちそうさま(笑



さてさて、本日も蔵元さんに伺う予定。
以前ソレを呑んだ翌日、蔵元さんにバッタリお逢いした運命のお酒「浅間山」


その美味しさの秘密を探るべく、


 群馬県吾妻郡の蔵元に来ましたっ!


「その蔵元は大きな観光センターも経営してるよ」と聞いてはいたものの、実際に行ってみてビッッックリっ!


浅間酒造観光センター 浅間酒造観光センター


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


想像を遙かに超えてます。
高速道路のサービスエリア丸ごと、いや、3階建の施設はそれ以上の規模。
大きな和食処も隣接してます。
わはははっ、広大な駐車場にはなんとガソリンスタンドも。
何台もの観光バスから観光客がわらわらわらわら降りてくる。


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


ハっと我に返り蔵元櫻井さんを呼び、売店を横切って事務所に通してもらう。
山形「出羽桜」で3年間修行し、数年前に自蔵に帰ってきた櫻井さん

「酒造蔵が2つあって、大きい方だけ見て帰られるとイメージと違うと思うんですよ。なので両方見てってくださいね。」

「は、はい…」

まずは観光センターと併設されてる大きい酒造蔵を案内してもらう。



洗米・浸漬機 洗米・浸漬機 洗米・浸漬機


 クチぽかーーーーんっ!(°o°スゲー


いきなりフルオートメーション。
オートメーション化のメリット・デメリットや、職人技術との融合などについて詳しく教えてもらう。
フルオートで大量に仕込むとどうしてもムラが出てしまうので、少量仕込みで質を優先させているとのコト。



釜 特殊な釜

面白い釜ですが、実はこの場所かなりの標高に位置しているため、気圧の関係で沸点が低い。
なので特殊な方法で米を蒸さなければならず、釜も特殊な形になるそう。
これは水の代わりに高圧水蒸気で蒸す、だったかな(^^ゞ

なんたって、ちょっと先はこんな場所ですから。

  ↓

野反湖 野反湖



こちらの麹室はただいまホルマリン清浄中。
中には入れません。
朝食に納豆が出てきてたのバレたか? ←もちろん食べてないよ

麹室 麹室



酒母(もと)を造る小さいタンク。
酒母造りについては、、、いいサイトがあるじゃないか!
松の寿若葉さんの「蔵元若葉印 酒造りの工程」を参照ください(笑
若葉さーん、ヨロシクっ(^o^)/


酒母タンク 酒母タンク


先にも書いたとおり少量仕込みのため、タンク内の温度センサーまで中身が届かない事もあるとか。
結局のところ職人の技術が要という事でしょうね。



タンク上部への移動は階段ではなくエレベーター。
白い箱は、タンク蓋から冷気が逃げないようかぶせた発砲スチロール。
なんと、昨日届いて今日から使用してみたそうです。
一般消費者としては初光景・初公開。

タンク タンク上部



圧搾機はおなじみのヤブタ式。
ココだけで2台ありますが、メンテが大変なため実際稼動してるのは1台のみです。

ヤブタ式圧搾機 ヤブタ式圧搾機



センター酒蔵見学 センター酒蔵見学


観光センター売店脇に「酒蔵見学コーナー」があります。
ガラス越に酒蔵が覗けます。
酒蔵見学コーナー」を進むと、おぉっ、ガラス越にヤブタっ!

センター酒蔵見学 ガラスの向こうにヤブタ


で、酒蔵のヤブタの方からこのガラスを覗いてみる(笑

  ↓

センター酒蔵見学 ガラスの向こうに見学コーナー



「さて、次はもう一つの蔵に行きましょうか」


続く・・・
posted by つかさ at 22:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

2007年08月07日

結人を醸す!

群馬に行ってみたりする。

群馬の若き新星「結人(むすびと)」!

ほんの一口で、このお酒の魅力と期待にハマってしまった。


なので早速・・・


 群馬県前橋市の蔵元に来ましたっ!


柳澤酒造 柳澤酒造


地元酒「桂川」で知られる「柳澤酒造」は、現在ご兄弟で営まれている。
副杜氏である弟さん、柳澤圭治さんが暖かく迎えてくれた。

 「暑いッスね〜」
 「暑いッスよ〜」

 「夏ッスね〜」
 「夏ッスよ〜」

終始こんなノリ(笑)で、早速お蔵を案内してくださる。
お蔵に入ると、、、


縦型精米機 縦型精米機


 え、縦型精米機が2機っ!?


す、すげー!
結人の生産はわずか数十石と聞いてたので、失礼ながら自家精米だなんて思ってなかったぞょ。


「縦型2機ですか、スゴいですね〜」

「たまたま2つあったんスよ〜」


 たまたまっ?(笑


実は、元々の地元銘「桂川」はモチ米を混ぜ、甘い酒にこだわりを持つ。
なので、モチ米と酒米を分けて精米するための2機らしい。
初っ端から驚かされながら、さらに案内してもらう。



釜 釜


同じ理由で釜も2つ。

「釜も2個ですか〜」

「たまたま2つあったんスよ〜」


 たまたまっ?(笑



麹室 麹室


麹室(こうじむろ)です。
納豆食べてないコトを強くアピール(笑

圭治さんが麹箱を持ってきて、

「栃木 旭興 渡邉君トコの箱が使いやすそうだったんで、真似て作ったんスよ〜」


麹箱 こんな風に使うんスよ、と実演してくれる



さらに先に進むとタンクがズラリ。
しかもサーマルタンク(温度管理ができる高価なタンク)が6個っ。

「まさか、これもたまたまあったとか?(笑」
「これは買いました(^^;」

タンク タンク


「これって、結人と桂川合わせてもかなりの量造れる環境じゃないスか〜?」

と伺うと

「確かに造れるけど、質を重視したいのであえて仕込まないようにしてるッスよ〜」


会話を交わせば交わすほど、圭治さんの日本酒に対する熱意がバンバン伝わってきます。
この蔵元さんに来て良かったなぁ。

タンク上部に上がってみますか?と、階段を先導してくれる。

タンク上部 タンク上部


ちなみにタンクの中は・・・カラッポです(^^ゞ

タンク内部 タンク内部



圧搾機はおなじみアコーディオン型の「ヤブタ式」。

ヤブタ式圧搾機 ヤブタ式圧搾機


圭治さん、ヤブタの仕組みなどをとても詳しく解説してくださる。



ひととおり蔵内を回ったら、外に出て瓶洗機貯蔵庫を見せてもらう。

瓶洗機 わーい、酒瓶の山


瓶の底は見れなかった、残念。 ←瓶底フェチだから(瓶底メガネフェチではない)



貯蔵庫 貯蔵庫


コレ見てたら、昔アイス工場の貯蔵庫に閉じ込められ死にかけたのをふと思い出した。



ひととおり案内してもらった後、事務所にて一服。
圭治さんと、お兄さんの柳澤清嗣さんから色々お話を伺う。

数年前、東京に進出しようと思い立ったお2人は「行けばなんとかなるだろう」的な軽い思いで東京に出たそうだ。
しかし「東京ではこれじゃダメだよ」と厳しい意見をいただき


 「東京っておっかねぇ〜っ!」


と奮起したとか。
それが今の結人の美味さに結びついてるに違いない。

酵母の使い方もセオリー無視の我流らしい。
とある酵母を使った時に上手く醸せず、電話で先輩に指導を仰いだところ

「アル添してバランス取るんだよ」
「でも、純米で造ってるんスよ〜」
「え?その酵母で純米・・・?がんばれっ!

 ガチャッ、ツーツーツー


そんな型破りなトコロがますます魅力かと。
圭治さん、清嗣さんから今までの経緯やら今後の展望やらすごーく深い話を伺って、ますます好きになりましたよ「結人」。
質を落とさないために仕込数を増やしたくないとか、苦しい時を助けてくださった酒販店を大事にしたい(ちなみに東京は1店のみ)とか、個人的に尊敬・共感できるお2人です。


 ぜひ応援させてくださいっ。


桂川

※この日、夕食でいただいた「桂川」本醸造生貯蔵


結人

※「結人」五百万石純米吟醸瓶燗火入。



で、突然ですが・・・


9月に結人」柳澤さん御兄弟を囲む会を予定してますっ!



場所はもちろん巣鴨のアソコ。
詳細は後日!
posted by つかさ at 23:49| Comment(8) | TrackBack(0) | 蔵元で呑む

2007年08月05日

十四代を愛でる会!

大塚で呑んでたりする。

今さら説明の必要もない山形の銘酒、十四代っ!
その蔵元「高木酒造」十五代目、高木顕統さんを囲む会が行われた。
なんと「十四代」単独で会を行うのは初めてとの事。
蔵元さん側からは高木顕統さんをはじめ、麹師の伊藤勝美さん、「十四代をこよなく愛する会」会長森進一さんの計3名がいらっしゃるとか。


 行かないわけがないさっ


場所はお馴染みの大塚「串駒」。
ご存知の通り、串駒十四代が有名になるきっかけでもあるお店。


 行かないわけがないさっ


店内に入るとエビスビールが手渡され、始まるまでソレで喉を潤わす。
冷蔵庫には十四代がズラリっ


冷蔵庫


いよいよ、マスター大林さんのご挨拶で会が始まった。
そして高木さんの乾杯で、まずは純米吟醸雄町をいただく。


高木顕統さん 高木顕統さんのご挨拶


私のテーブル、呑むペースむちゃくちゃ速すぎっ ←だって美味しいんだもん
まだ全員にお酒が行き渡ってないうちに「次っ!次っ!」コール(笑
あきれた女将さん

「コレ呑んでお待ちなさい!」

本丸を出してくれる。


蔵元さん方にいろいろとお話を伺う。

「七垂二十貫ってどういう意味なんですか?」

「あぁ、それは二十貫の米からたった七垂しか取れないという意味ですよ。」

「じゃ、本丸の秘伝玉返しの意味は?」

「それは秘伝なので明かせません(笑」 ←でもちゃんと教えていただいた


なんて楽しく呑みながら、高木さんとツーショットで写真撮ったり名刺をいただいたりとやりたい放題。

「双虹の名前は・・・七色の虹が双(ふたつ)で十四って意味なんですよ。」

に周り一同

 オオッ!


なんて楽しく呑みながら、高木さんからいただいた名刺の裏にサイン書いてもらったりとやりたい放題。

高木さん、丁寧に十四代秘話(秘伝含む 笑)などを教えてくださって、とてもオモシロくて優しい方です。


そして本日の珍しい一品はこちら。

仕込水

十四代仕込水

「コレってなかなか置いてないんだよねぇ」

なんて話してたら、同じテーブルの方々一斉に写真撮りはじめる(笑


会が楽しく進んでいると、これまた十四代と深いつながりのある東十条の銘店「あら川」荒川さんがご来店。


荒川さん 荒川さん、串駒女将さん、高木さん


片手には旧ラベルの「吟撰」の瓶。


 もしかして以前伺った「吟撰」の7年モノですかっ!


早速いただく。


 なんじゃこれ、うんめぇっ!


なにがどうなってどうなってるのかわかりませんが美味いのですよ(笑


本日の献立のうち、私のテーブルで好評だったのが「牛肉のカルパッチョ」。

牛肉のカルパッチョ

蓼(タデ)とシバ漬けのトッピングで真っ赤っ赤な上に散りばめられた菊がとても綺麗です。


ふとお座敷を見ると、壁になにやら描いてる方が。

ラズウェル細木さん

なんだなんだ?と近づいてみると


 「酒の細道」著者のラズウェル細木さんっ!


もちろん隣に座って一緒に呑みだす(笑
楽しく呑みながら、ラズウェルさんとツーショットで写真撮ったり名刺をいただいたりとやりたい放題。


◆本日の十四代

純米吟醸 雄町 本生
・酒質:純米吟醸
・原料米:岡山県赤磐郡赤坂町産「雄町」
・精米歩合:50%
・製造責任者より:「山田錦」と並び称される名米「雄町」の持つ、優婉な甘みと植物性の酸味を秘めた純米吟醸酒です。

龍月
・酒質:純米大吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「愛山」
・精米歩合:40%
・製造責任者より:「愛山」独特の優雅な芳香の中に晴々とした含み香が重なり合った、気品のある純米大吟醸です。

純米吟醸 愛山
・酒質:純米吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「愛山」
・精米歩合:50%
・製造責任者より:全国初の愛山吟醸酒を発売。以来、メディアにも大きく取り上げられ、特異な酒米・吟醸酒として存在を示すことになりました。

大吟醸 山田錦
・酒質:大吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「山田錦」
・精米歩合:35%
・製造責任者より:全行程手造りによる、澄みわたり清らかな大吟醸酒です。

純米大吟醸 山田錦
・酒質:純米大吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「山田錦」
・精米歩合:40%
・製造責任者より:山形酵母のふくらみのある味わいと軽快な芳香のする大吟醸純米酒です。

純米吟醸 山田錦
・酒質:純米吟醸
・原料米:兵庫県特A地区吉川町産「山田錦」
・精米歩合:50%
・製造責任者より:出羽山系葉山の自然水「桜清水」とで醸したまろやかでキレのある喉ごしの純米吟醸酒です。

本丸


◆本日の献立

エビス生ビール

サンマの棒寿司
枝豆寄せ豆腐
マコカレイとスズキの盛合せ
生麩と野菜の炊き合わせ
牛肉のカルパッチョ
イカトンビと野菜の黄身酢和え
ジュン菜オクラ汁
鮎 山椒煮
山形小茄子浅漬け
とろろ蕎麦


高木さん串駒さん、ありがとうございました。
また次もぜひ誘ってください!
posted by つかさ at 23:24| Comment(8) | TrackBack(0) | 酒祭り